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コマイヌサン ア

 戦前の一時期小学校の教科書(「国民小学校」と呼ばれた時代の「ヨミカタ」)に載っていた「コマイヌサン ア コマイヌサン ウン」という文章は子供に国家神道を刷り込むためだったとか。しかしそこに描かれている唐獅子を「コマイヌ」と教えるのは苦しかったのではないかと思います。
 さて,唐獅子型ではないいわば狛十二支というべきものがあって,狛鼠やら狛牛やらがいるのですが,いくつかを訪問することができました。わずかばかりの写真を掲げるのも気が引けるのですが,まあ,暇つぶしの印です。欠けている干支をいつか訪れることができたら,少しずつ追加していきたいと思います。


【狛子(鼠)】京都左京区の大豊神社にある大国社には「狛鼠」がいました。鼠は大国主命の使いです。


本社大豊神社には立派な唐獅子型の狛犬が何対もいます。また同じ境内の稲荷社には狛狐が,日吉社には狛猿,愛宕社には狛鳶がいます。しかし阿吽の形式にはなっていないので,狛猿とかいって良いのかどうか。1体だけの蛇の像もあって神社ではこれも狛蛇とか言って宣伝していましたけどね。なお,なぜ狛犬が唐獅子型なのかについては諸説ありますが,分かりやすかったのは本来「唐獅子・狛犬」という1対の霊獣だったものが,いつのころからか,名前は「狛犬」だけに省略され,形態は逆に「唐獅子」に収斂してしまった,という説です。なお,このページでは今後,神社仏閣の由来や狛○○の起源などには一切触れませんので,ご了承のほどを。


【狛子(鼠)】横浜の戸部杉山神社(上)と新羽杉山神社(下)にも狛鼠がいると聞いていってみたのですが,今出来のあまり味わいのない鼠像でおまけに阿吽形式にはなっておらず台座ごとぐるぐる回すと願いが叶うとかあざとい仕様でなので,個別の写真は掲載しません。

2019/04/11


【狛丑(牛)】東京都文京区にある北野神社は牛天神と呼ばれて親しまれています。立派な狛牛がいました。天神さんにはよく神牛像があるのだけれど,これは正しく阿吽形式。ちょっと阿形の方が気怠い雰囲気を醸してますけど。


【狛寅(虎)】京都建仁寺の塔頭の一つ「両足院」毘沙門天堂の狛虎。毘沙門と虎はつきものですが,お寺のものを狛虎とかいっていいのかどうか疑問です。お寺のHPには「毘沙門天堂の狛犬は、寅」と記されていましたけど。中央の香炉にも虎の彫刻が。


 【狛寅(虎)】東京神楽坂の善国寺毘沙門天も両足院と同様です。こちらは日蓮宗のお寺ですが,狛虎。

2020/03/24

2020/03/24


【狛卯(兎)】京都中心近くの岡崎神社なので,年季の入った狛兎を期待したのですが,狛犬は立派なのに,狛兎の方は何だか今出来の軽々しいものでした。狛犬も狛兎も神社内のあっちこっちにあります。


【狛辰(龍)】伏見神宝(かんたから)神社の狛龍です。伏見稲荷の千本鳥居を抜けた先の山道を登ったところです。


【狛未(羊)】京都北東のはずれ,詩仙堂丈山寺の近くの野仏庵という草庵の入口にあります。京都の観光案内にはほとんど乗っていませんが,明治の数寄者の手になる草庵で,その名の通り石仏がたくさんあって,とても落ち着いたところでした。ここも仏教寺院なので,狛羊といっていいかどうか疑問ですけど。

2019/03/30

2019/03/30


【狛戌(犬)】改めて狛犬といわれてみると困るのですが,唐獅子型が主流になる以前は狼(山犬)型,和犬型の狛犬だったそうで,全国にはたくさん残っています。上に掲げたのはそのうちの一つ,山梨県北杜市の神戸神社のもので,立派な唐獅子型の狛犬しかないなあと思ってよく探したら,神殿の回廊に古式豊かな狛犬が鎮座していました。こういう狛犬の置き方を神殿形式というのだとか。

2019/03/18


【狛戌(犬)】横浜市杉田八幡の犬型?狛犬。阿形が一部壊れているのが惜しまれます。

2015/04/28

2015/04/28


【狛戌(狼)】秩父の三峰神社は狼と縁が深いので狼型の狛犬がたくさんあります。


【狛戌(狼)】その流れをくむ全国の三峰神社にも狼型の狛犬はたくさんあります。これはひたちなか市の三峰神社のもの。【1839.5】那珂湊港平磯東防波堤灯台のついでに訪問したものです。

2020/03/08

2020/03/08


【狛戌(狼)】おなじくこれは熱海来宮神社の末社の三峰神社の狛狼です。


【狛亥(猪)】京都御所近くの護王神社は和気清麻呂を祀った神社ですが,イノシシ神社として有名だそうで,立派な狛猪がありました。


【狛亥(猪)】京都建仁寺の塔頭の一つ禅居庵には狛猪がぐっちゃりありました。御本尊が七頭の猪の上に座しておられる摩利支天に因むらしいのですが,けっこうリアルな猪もいました。


【狛亥(猪)】京都には狛猪がたくさんあります。三つめは湯豆腐で名高い南禅寺の塔頭の一つ聴松院の狛猪です。ここもお寺なので狛猪とかいっていいのかどうかわかりませんけど,禅居庵と同じく御本尊が摩利支天です。摩利支天とか毘沙門天とか,天部はもともとインドの神様なので神仏習合しやすく,狛虎や狛猪が作られやすいんでしょう。


【狛十二支】伏見稲荷の近く,関力大神の八霊社には狛十二支が揃っていると聞いて,出掛けてみました。小さな塚のまわりにぐっちゃりとお社が並んでいて,それぞれに狛○○が置かれているのですが,ほとんどは阿吽一対ではなく,片方だけ。一応,各干支の写真は撮ったけれどそれらを並べてもむなしいので代表として狛巳(蛇)と狛酉(鶏)を掲げておきます。八霊社には普通の唐獅子型の狛犬やお稲荷さんの狛狐もいて,見どころ満載といえなくもないけど,阿吽形式でないのにちょっとがっかりして早々に引き上げました。


【狛狐】唐獅子型ではない狛○○は珍しいと思うけれど,お稲荷さんの狛狐だけは全国どこにでもあり,見慣れているので特に違和感は感じません。代表としてお稲荷さんの元締め,伏見稲荷の狛狐をいくつか。鍵を持っていたり,巻物や稲穂を咥えていたり,たくさんのお狐さんがいました。


【狛鹿】狛狐以外では春日神社系の神社に良く似合う狛鹿が多いのではないかと思います。これは滋賀県草津市の草津立木神社で,総門の外にいた狛鹿は今出来風でしたが,本殿の前のものはその手前の唐獅子型狛犬と比べても時代を感じさせるものでした。阿吽が雄雌と対応するわけではないはずだけど,いずれの狛鹿も阿像には立派な角,吽像にはかわいい子鹿がついています。

ネットでは狛河童とか,狛蛙,狛鯰など,さまざまな非唐獅子系の狛犬が紹介されています。暇つぶしの種は尽きません(次ページに続く)。