2014/07/30

2011/07/08

【土木現業所】土木現業所の蓋はみなデザインが同じで,札幌にある北海道庁旧本庁舎の建物(右)がモチーフです。左のものは「土木現業所」の文字はなく「北海道」と書かれていますが,デザインからして土木現業所(建設管理部)のものだと思われます(2010年4月1日より「土木現業所」は「建設管理部」という名称に変りました。支庁制度改革といいますが,14支庁,10土木現業所ともに,単に名前を変えて行政改革をしたフリ,という印象がぬぐえません。そのうち,「建設管理部」という蓋が登場するのでしょうかし,そのうちのいくつかを採集しましたが,あまりきれいなものは見つかりませんでした)。
左のものには「ISHIGURO CUSTING WORKS」と記されているので,札幌にある石黒鋳物製作所製と思われますが,その他の多くには「TANAKA FOUNDRY」ないし「TANAKA INDUSTRY」の名前が刻まれているので,田中工業製と思われます。

2010/07/07

札幌土木現業所

2010/07/21

小樽土木現業所/小樽建設管理部。

2011/06/20

函館土木現業所/函館建設管理部。

室蘭土木現業所。

2014/07/27

2011/06/28

網走土木現業所(カラー版2種/無彩色)。

2014/07/20

2014/07/20

旭川土木現業所/旭川建設管理部。

2010/07/17

釧路土木現業所/釧路建設管理部。

2014/07/21

留萌土木現業所/留萌建設管理部。

2016/08/16

2016/08/16

帯広土木現業所。左は田中工業製,右は珍しく佐藤鋳工製。

稚内土木現業所。これも佐藤鋳工製。

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2010/07/07

2010/07/07

【北海道開発局】もとは総理府の外局である北海道開発庁の下にありましたが,2001年に省庁再編に伴って,国交省の管轄になりました。開発局の蓋も北海道のあらゆるところで見かけました。
1段目左の中央には「国土交通省/北海道開発局」と記載されています。1段目右のものが最もよく見かけた標準的なもので,「下」「水」の文字が隠されています。2段目左は上の二つと似ていますが,「下」「水」の文字の入るべき場所が縦中央ではなく横中央にあり,しかも文字が入っていません(実はこの蓋,宗谷岬の最北端の碑の前に設置されていたもので正真正銘わが国最北端のメンテナンスホール(マンホール)です)。下右は「国土交通省」の文字が入っていないので,北海道開発庁時代のものでしょうか。この蓋の地紋には「下」「水」の文字が入るべきスペースがありません。
ここに見られる地紋模様(私的には北海道型と呼んでいます)は開発局と思い込んでちゃんと見なくなりましたが,この模様であっても開発局でないものを見落としている可能性が大です。

【北海道開発局】「国土交通省/北海道開発局」の文字が入っていて,上左はテトラ型の地紋,上右は一中製なので地紋はメーカーのものかもしれませんが,ほかのメーカーにも同じような地紋はありますね。下は+型の地紋で土井製作所製かもしれません。

2011/07/10

2017/07/25

2015/07/14

【北海道開発局】1段目左には「下水道」の文字が,右のものには「開」の周りに「HAKODATE」「SEWERAGE」の文字が入っています。2段目左にも「下水」の文字が入っています。「開」(とその周りに「北」をデザインしたと思われる同心円状の丸枠)の入ったものもまだまだたくさんありそうです。

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2010/07/07

2010/07/07

【石狩湾新港地域公共下水道】立派な漁船にアザラシ?が戯れています。「石狩湾」というのは長らく正体不明だったのですが,石狩湾新港地域公共下水道の蓋であることが分かりました。石狩湾新港地域公共下水道は「石狩湾新港の後背地域である小樽市と石狩市の行政区域にまたがる流通工業基地と周辺居住地区を対象として策定され,北海道が事業主体となって」いると道の「北海道の下水道2014」という文書にありました。その文書には「無機系」「有機系」「雨水系統」などの文言が散見されます。

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2010/07/14

2010/07/07

2015/07/24

2010/07/07

【道】詳細不明ですが,中央に北海道の形?と「道」の文字が見えるので,道の管轄のように思えます。

2011/06/22

「道」の文字(と北を図案化した同心円状の丸枠)だけのもので上左と下左は開発局と同じ北海道型の地紋で上で消されている下水の文字が下ではちゃんと入っています。上右は東京市型,下右はちょっと変った地紋ですが,それぞれ「道」の文字がビミョウな味を出しています。

2014/07/20

中央には北海道章と細太2本の縦棒が入っていますが,この組み合わせは道のHPにも掲げられています。ただし,道章や道旗などのところには何の説明もなく,あくまで道章は縦棒を除いた中央の雪の結晶です。下右は下左とほぼ同じですが,鍵穴の形が違い,下左にはメーカー名が,下右には「雨水」の文字が入っています。

下と下右に出っ張りがあって,見かけない形態です。北海道のマークが入っていますが,用途も含め詳細はわかりません。

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2015/07/11

【道基】左の小さな蓋(じゃない?)には「道基」と書かれています。北海道の基準点か何かだろうと思いますが,調べきれませんでした。
【HP】右は田中工業製の蓋で中央の紋章座には「H・P」その下に「Signal」,下辺には「TANAKA INDUSTRY」の文字が入っています。「HP」はホームページではありません。ヒューレット・パッカードでもありません。もちろんヒットポイントでもありません。どうやらHokkaido Police(北海道警察)のもののようです。交通信号用の通信蓋らしく思われ,これは室蘭で撮影しましたが,北海道各地で見られます。

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2015/07/13

【汎用?】右は河東郡鹿追町で採集したもので「HOKKAIDO」と書かれていますが,あれっと思って調べてみたら,河東郡士幌町と同じです。さらに川上郡標茶町ともドングリを除けばそっくりです。士幌町の町の木はカシワ,標茶町はナラ,ではこれは? 思うにメーカーが手抜きして共通で使えそうなデザインを使いまわしているのでしょう。これから落葉広葉樹がシンボルになっている街を巡れば,またこの蓋にお目にかかるかもしれません。ちなみに鹿追町の木はモミジ。この蓋があったのは謎です。
左は勇払郡安平町(旧早来町)で採集したもので,一目見て恵庭市の流用蓋だと思ったのですが,文字が入るべきところも花で埋まっています。田中工業製。これも左と同様スズランがシンボルになっている自治体どこでも使えるように考えられたのかもしれません。

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