3863飾磨東第2防波堤灯台

旧飾磨港西防波堤灯台(飾万津灯台)

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前回訪問時「今回は時間切れで回れませんでしたが,次回訪問時には,この変わった形の旧灯台からスタートすることにしましょう」と書いたのですが,念願を果たすべく姫路港(飾磨港)にやってきました(【3863】飾磨東第2防波堤灯台(左)と旧飾磨港西防波堤灯台(右)は前回訪問時のものを再掲)。やってきたのですが……

2017/04/08

2017/04/08

港は濃霧の中……港の内側から見えるはずの【3863】飾磨東第2防波堤灯台もこんな有様(左)。濃霧で欠航だの出航だのすったもんだしたうえに乗り込んだ家島行の連絡船から,間近に見えるはずの【3862】飾磨西防波堤東灯台(右)他,逆光でうまく撮れなかった灯台たちを撮りなおそうと楽しみにしていたのに,がっかり。したがって以下は旧飾磨港西防波堤灯台(飾万津灯台)の記事です。

港に隣接する県立飾万津臨港公園も濃霧の中……。公園の一角に旧飾磨港西防波堤灯台が展示されていますが,公園の案内板には何の記載もありませんでした。海上保安庁第5管区「第五管区おもしろ灯台集」によれば「灯塔は,現役当時のままに復元されましたが,灯ろうはステンレス製のものが設置されています」とのこと,現在は街灯として利用されているのでしょうか,電球が入っているように見えます。

2017/04/08

2017/04/08

灯台の階段の横に説明板が設置されていました(上右)。「第五管区おもしろ灯台集」によれば「この灯台は,海上保安庁によって昭和21年4月1日,旧飾磨港西防波堤に播磨地方では最初に設置された灯台です。/当時としては最新技法であった鉄筋コンクリート製で,高さ10mの灯塔は近代的な円形でした」とありますが,港の待合所(姫路港フェリーターミナル)の2階に下左のような模型が置いてあってその説明板には「播磨初の洋風灯台/飾磨港灯台/飾磨港灯台は明治32年1月1日飾磨町により設置された木造灯台であり,……」とあり,この模型の右の方に小さな飾万津灯台の模型も置かれています。あんまりちゃんと説明を読まなかったけれど,こっちが「播磨地方初」? その横に【3661】神戸第3防波堤東灯台で昭和24年まで使われていた4等レンズも展示されていました。

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