3645神戸第6防波堤灯台/3647神戸第7防波堤西灯台
3650神戸第5防波堤東灯台/3659神戸第4防波堤中灯台/3661神戸第3防波堤東灯台

3660神戸第4防波堤南端灯浮標

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【3661】神戸第3防波堤東灯台。大きなトラックが右往左往するポートアイランドの一番北のコンテナバースの先端に行くと目の前に飛び込んできます。とても防波堤灯台とは思えない堂々たる姿です。基部の優雅な広がりといい,頭頂部の手摺りに施された装飾といい,どこかの岬に立っていたら,50選灯台に入るのではないかしらん。どのくらい古いのかと思って調べてみたら,昭和10年の初点でした。この時は気づかなかったのですが,ここから見えるとは思っていなかった【3659】神戸第4防波堤中灯台が対岸に見えています。また,右端に【3660】神戸第4防波堤南端灯浮標が写りこんでいました(下記参照)。この灯台で昭和24年まで使われていた4等レンズが姫路港フェリーターミナルの2階に展示されています。

【3661】神戸第3防波堤東灯台をみながらコンテナバースを港の奥に向かって歩いてみると,第3防波堤の正面(下左)を通り過ぎて反対側に出ました。沖のほうを見ると,【3647】神戸第7防波堤西灯台(左側の赤灯台)と【3645】神戸第6防波堤灯台(右側の白灯台)がかすかに見えています(上)。かっこいい灯台なので,第3防波堤東灯台のアップをもう1枚(下右)。

【3647】神戸第7防波堤西灯台(左側の赤灯台,下左も)と【3645】神戸第6防波堤灯台(右側の白灯台,下右も)をアップにしてみましたが,いかんせん遠すぎました。

本土側から伸びた防波堤の先に小さな【3659】神戸第4防波堤中灯台が見つかりました(上,下左)。4.3mという小ささもさることながら,ちょっと変わった形をしているので,気がつかなかったのでした。「防波堤中」という名前ですが,防波堤の先端に立っているように見えます。灯台の先に橋げたのようなものが並んでいますが,これがかつてはずっとつながった第4防波堤だったのだと思われます。この橋桁の連なりをずっと右に辿ったところに同じ「第4防波堤」の名を持つ【3660】神戸第4防波堤南端灯浮標が見えました(下右)。

おなじコンテナバースの少し右側から【3650】神戸第5防波堤東灯台もよく見えました。第3防波堤東灯台と同じくらい立派な灯台ですが,背景に溶け込んでいて,最初は見落としていました。この付近から見えた5灯台のうち,第4防波堤中灯台を除いて16~19mですから,防波堤灯台としては破格の高さのものが神戸港の安全を守っていることになります。さすがは日本で一二を争う港です。

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