2136横浜安善町地先シェルルブリカンツジャパンA灯台
2137横浜安善町地先シェルルブリカンツジャパンB灯台

 

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2015/02/12

2015/02/12

神奈川県で最後まで残っていた【2137】横浜安善町地先昭和シェル石油B灯台(左上下)と【2136】横浜安善町地先昭和シェル石油A灯台(右上下)を訪問しました。灯台表には,B灯台は赤やぐら形,A灯台は赤塔形と書かれていますが,両方とも赤やぐら形に見えます。もしかしたらこれらは違うのかしら。
2017年12月8日付けの追加表で名称の「昭和シェル石油」の部分が「シェルルブリカンツジャパン」と変更になりました。この時A灯台の構造もこっそり「赤やぐら形」に変更されました。おかげでこの2灯台はちっこいくせに,日本一長い名前の灯台になりました。シェルルブリカンツジャパン株式会社は昭和シェル石油株式会社の会社分割によって潤滑油事業を承継するため2017年11月1日に設立された会社です。

2015/02/12

この小さな2灯台は京浜運河を挟んだ対岸から,しかも鉄柵越しにしか見ることができないので(上),望遠でやっとその存在がわかる程度です。下は,広角で撮った対岸の写真を4枚並べてつなぎ合わせたところ,中に両灯台の部分を少し拡大して並べてみました。この鉄柵には,「防犯カメラ設置Monitored for Security」という看板が取り付けられているので,こんなところからカメラを突っ込んで何枚も写真を撮っていたら,警備員かMP(この道の右側は米軍用地です)がやってくるのではないかと気が気ではありませんでした。

2015/02/03

鉄ちゃんには有名なJR鶴見線の海芝浦駅(2時間に1本くらいしか電車の便はありません)から見えるのではないかと思って以前行ったことがあるのですが,そこからは全然見えなかったのでしばらく放置してありました。改めて地図を調べグーグルのストリートビューで見てみると同じJR鶴見線の安善駅(JR鶴見駅から出ているのですが,この線も1時間に2~3本の運行です)からまっすぐ海に向かう道があって,突き当りまで行けることがわかったので,訪ねてみました。上の2枚は安善駅です。日付が違っていますが,実は最初に訪ねた時は午前中で1.5kmほども歩いて突き当りにたどり着いたら,もろ逆光で,B灯台はかろうじて見えたものの,A灯台のほうはその存在すらわからず,10日ほどのちにリベンジで再訪する羽目になりました。

2015/02/12

2015/02/12

この道は両側とも工場や倉庫が並んでいて,大型のトラックしか通らないような道でした。それらのトラックは次第に左右の会社へ吸い込まれていくので,先へ行くほど,車は少なくなってきます。突き当りに横倒しの黄色い円筒形のものが見えてくるあたりにバス停がありました。よく見ると左は安善町2丁目(次は安善町)ですが,向かい側のバス停は安善町となってます。この安善町から鶴見駅行きのバスが出ているので,運行表を調べて鶴見からバスでくればだいぶ楽かもしれません。下の真ん中に安善町の時刻表を拡大して掲げましたが,だいたい1時間に2本くらいはあるようなので,30分くらいで突き当りまで言って写真を撮って帰ってくることは十分可能でしょう。ちなみに今回の訪問ではJR安善駅から突き当りまで歩いて15分くらいで到着し,帰りは安善町のバス停まで5分足らずでした(このバス停の写真は帰りに撮りました)。バスを使えば歩く距離は1/3で済む計算になります。工場の中の小さな小さな灯台を遠望するだけですから,あまりこんなところに行きたがる人もいないと思いますが,参考まで。

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