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名古屋市

 

2015/10/28

2015/10/28

【名古屋市】名古屋市の下水蓋といえば,何といっても左の名古屋市型。東京市型と並び称される歴史的デザインで,中部東海地方以外では使用頻度が低いのですが,今回静岡・愛知を巡ってみて,さすがに各地でこのパターンが愛用されていることを知りました。ちなみに中央のマークは市章ではなく「水」をデザイン化したもの,ということになっていますが,それに納得できない人も多く,諸説が唱えられています。
右は現在の名古屋市の標準的なデザイン蓋で,上下水道局のイメージキャラクター「アメンボ」が描かれています。この2種が撮れればもう名古屋市は十分だ……

2015/10/28

2015/10/28

2015/10/28

2015/10/28

【世界デザイン博覧会】というわけにもいかないので,名古屋城近辺で見かけたものを掲げます。上段は名古屋市上下水道局のHPには「デザイン博覧会の開催にあわせて設置した」と説明されているタイプのもの2種。上左は下部に「NAGOYAGESUIDOU」と書かれているので下水用,上右は中央下部に「E」と入っているので電気用と思われます。中央の円枠内には名古屋城が描かれていますが,上下水道局の説明や名古屋市下水道科学館に展示されているのは中央が例の間の抜けた市章になっています。探せば市内のどっかには設置されているのでしょう。上左には上部に「N」の文字が入っており,北の方角に合わせてあるのだとか。五つの丸枠は左から名古屋港,宮の渡し,名古屋テレビ塔,東山動物園,名古屋国際会議場で,概ねの位置も合わせてあるそうな。市の花:ユリも添えられています。
下左は何の蓋かわからず不明に分類しようと思っていたのですが,世界デザイン博覧会のロゴマーク(今風に言えばエンブレムというのかな)であることが上記の名古屋名所の詳細を探っているうちに偶然わかりました。これは名古屋城を一回りした時に裏側?(北西側)で見つけたオオタケファンドリー製のものですが,デザイン博覧会のときに作られた白鳥庭園というところにも(たぶん別のメーカーのものが)あるそうです。
以下蛇足ながら,平成元年に開催されたこの博覧会とマンホール蓋とのかかわりはこれだけではなく,この博覧会に26種の下水用マンホール蓋が出品され好評を博した(ほんとかな)ということです(『日本のマンホール写真集』水道新聞社刊,p.8)。そのとき出品されたのは,以下の通りです(【路上の紋章』水道新聞社刊,p.3表2)。
釧路市:丹頂鶴/松島町:五大堂、海、松、空/横手市:かまくら、お城、桜/天童市:将棋の駒/水戸市:梅/小千谷市:錦鯉/飯田市:りんご/岐阜市:鵜、あゆ/中津川市:恵那山/下田市:黒船/安城市:七夕祭/岡崎市:岡崎城,桜,花火/犬山市:犬山城,鵜飼/知立市:カキツバタ/名古屋市:名古屋港,市の名所,市章/姫路市:サギ草/宝塚市:スミレ,カリオン/奈良市:鹿,市章,八重桜/和歌山県太地町:くじら/岡山市:桃太郎/下関市:ふぐ/高松市:那須与一の扇の的/宇和島市:闘牛/佐賀市:ムツゴロウ/熊本市:肥後椿/山鹿市:山鹿どうろう
特に意味はありませんが,下右に名古屋城の写真も掲げておきます。

2015/10/28

2015/10/28

【名古屋市下水道科学館】実は,名古屋市へはマンホール・ファンのメッカ,下水道科学館に行くのが目的で,名古屋城よりも何よりも先にここを目指したのでした。屋外に展示された各地のカラーマンホール(左)や名古屋市の古いタイプのマンホールなど,一度は訪れてみたいと思っていた場所です。展示は子供向けといった感じでいま一つでしたが,図書資料のコーナーには子供用の絵本から専門家向けの技術書まで無造作に並べられていて(右),国会図書館にも収蔵されていない『マンホールの表情』(1987(昭和62)年水道産業新聞社刊)などもさりげなく置かれていてビックリでした。

2015/10/28

2015/10/28

2015/10/28

2015/10/28

名古屋市上下水道局では,清須市(春日地区を除く),北名古屋市久地野地区,あま市甚目寺地区,大治町へ給水事業を行っているので,名古屋市章の入った上水系の蓋が近隣地区でたくさん見つかりました。上左は清須市で撮影した名古屋城と金の鯱の消火栓角蓋で,上右は大治町で見つけた同じデザインの黄色く塗られていないもの。名古屋城のお堀に当たる部分に「上水」の文字が隠されています。同じものはもちろん名古屋市内でも見かけたのですが,色が半端に剥げていたり雨に濡れていたりだったので,近隣で撮影したものを掲げました。
下左は名古屋市上下水道事業100周年記念100枚限定の消火栓蓋で,これは名古屋城の付近で見つけました。下水用マンホールも記念のカラー蓋があるのですが,今回は見つけられませんでした。というか,名古屋にはまだまだたくさんの蓋があるはずですが,下水道科学館と名古屋城を見てその周辺の蓋を撮っただけで名古屋を後にしました。ちなみにこの蓋に描かれているのは東山配水塔と鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所だそうです。右上に「100」と書かれていますが,私にはどうしても「188」にしか見えません。下右はお城のまわりを一回りした時に見つけたもので,「私設消火栓」と右から書かれているので相当古いものだと思われる以外,詳細は不明です。

2015/10/28

2015/10/28

2015/10/28

上記の通り名古屋市の給水地域が近隣に広がっているので,あま市甚目寺地区(上左),清須市(上右),大治町(下)で名古屋市章の入った上水用のハンドホール蓋を見かけました。それぞれ用途を示す文字が味があるというかプリミティヴというか……当然市内にはもっとたくさんの種類のものがあるのでしょうが,今回は市内の住宅地などパスしてしまいました。

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