F1644ウンダン島灯台Pulau Undan Lighthouse

F1642Umbai Light

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【F1644】ウンダン島灯台(Pulau Undan Lighthouse)を目指してウンバイ港から出港すると目の前に【F1642】ウンバイ港灯標(Umbai Light)が見えました。左は港側から見たところ,右は通りすぎて海側から見たところでこちらから見ると緑色三角形の頭標が見えます。左の写真で奥に見えている島はウンダン島ではなく手前のPulau Besarという島で観光地になっていてレストランや宿泊施設もあるらしくたくさんの観光船がウンバイ港とこの島を往復していました。ウンダン島はこの島のさらに沖合いにあります。

2019/06/23

ウンバイ港を出て約20分,やっと見えてきたウンバイ島ですが,見えているのは灯台ではなく併設されているレーダー塔です(上)。灯台の赤い頭部がちらっと見えています。立派な桟橋があります(下左)が,到着時は左側の砂浜から脚立で上陸,帰りは桟橋から乗船しました。ここから灯台に向かって結構厳しい階段が続いています(下右)。

2019/06/23

階段をずんずん登っていくと灯台名が記された建物につきます(上左)が,ここが終点ではありません。ここから最後の階段(茶色い屋根の下)を登って,灯台に到着です。隣のレーダー塔が圧倒的な存在感で迫ってきます(上右)。灯台は手前の付属舎に遮られて塔頂部しか見えません。建物の正面には建設された1880という数字が記されています。1880年といえば明治13年ですから,ずいぶん歴史のある灯台です。

灯台は赤く塗色されていますが,内部の階段も灯器を支える部分もみんな赤く塗色されていました。灯器は凹面鏡に電球の光を反射させるタイプでブキット・ジュグラ灯台と同じタイプに見えました。

上はバルコニーからの展望です。通り過ぎてきたPulau Besarが右端に見えています。北緯2度付近ですからほぼ赤道にある孤島の植生はみな珍しく感じられます。そういえば,階段を上がってくるときにもトロピカルフルーツと近縁の果実がたわわに実っていましたっけ。下左は隣のレーダー塔の基部を見下ろしたところ。巨岩が二つ並んでいました。レーダー塔は灯台よりずっと高いので,灯台から見上げても何も見えません(下右)。

灯台から降りてから,もう一度灯台の全体像が分かるところを探したのですが,やはり塔頂部しか見えませんでした(左)。ネットで探ってみると,建物を左に回り込むともう少し灯台が見えたようですが,いまさら言っても後の祭りです。灯室まで登った時にはうまく撮れなかった灯器を下から狙ってみました(右)。

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