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4477高根島灯台/4476寅丸礁灯標

 

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尾道海上保安部による明治期灯台5基を巡る「明治期灯台の五重奏」という行事に参加させていただいた記事は,初回訪問時の記事のあと(こちら)に記しました。

2013/04/20

2013/04/20

しまなみ海道生口島からさらに高根大橋をわたった高根島に建つ【4477】高根島(こうねじま)灯台。わずか4.6mの高さにもかかわらず,灯台50選にも入るのも納得の,堂々たる風貌をしています。塀の外に周知板も立っていました(上の画像クリックで別窓拡大表示)。

2013/04/20

2013/04/20

2013/04/20

2013/04/20

横の塚山の上から見ると,子供用のビニールプールのような石造の塀に囲まれています。灯器は残念ながらすでにLEDになっています。

2013/04/20

2013/04/20

2013/04/20

みかんの島高根島に渡って県道370号を灯台を目指します。入り口と出口はコンクリとはいえ中は手掘りの岩盤がむき出しで軽トラックがやっとといった感じのトンネルを冷や汗をかきながら通り抜け灯台へ入る道を探しながら進んでいったのですが,それらしい道が見つからず通り過ぎてしまいました。大雄産業という会社への入り口も過ぎてむちゃくちゃ細い道に入ってしまったので,ちょうど通りかかった地元の青年に尋ねて入口を教えてもらいました。やっとの思いで引き返し,大雄産業の入り口と恐ろしいトンネルとの中間あたりでそれらしい道を見つけたのですが,車で入っていくのがためらわれ,付近の少し広くなったところに車をとめて徒歩で向かいました。県道から入ると青い小さな実のなっている種類もあり,オレンジ色の大きな実のなっている種類もあり,いろんな種類の柑橘類の畑が続きます(上左)。その先に並んでいるビニールハウス(下右)の中もなんかの柑橘類の花が咲いていて,よい香りが漂っていました。川沿いの道を進んでいくと突き当たり? と思ったら右に曲がって道が続いています。川の対岸は大雄産業の作業所です。

2013/04/20

2013/04/20

2013/04/20

2013/04/20

ここからのぼりになってちょっとした峠を超えたところに灯台の道しるべがありました(上左)。ここまでは,腕と度胸があれば車で入ってくることもできるでしょう。案内に従って細い山道を登っていくと(上右),石垣があって広くなっており,灯台の敷地に到着。ハナミズキが咲いていましたが,周囲はサクラの木がたくさん植えられており,花の季節にはさぞかし見事でしょう。右のほうに階段が見えるので(下左)そこを登ると,あれ,灯台がありません。前方に塚山のようなものがありますが,もしかしてここに建っていた灯台が廃止になった?

2013/04/20

と思ったら塚山を超えたところに小振りの灯台が鎮座していました。灯台の道しるべのところから5分くらい,車を置いた県道からは30分弱の道のりでした。塚山の周辺にはベンチやバーベキュー用?のブロックが置いてあって,地元の方々にはなじみの場所のようです。生口島の食堂で昼食をとったとき,お店の方から知り合いがここで結婚式を挙げて新聞に載ったという話をお聞きしました。

尾道海上保安部による明治期灯台5基を巡る「明治期灯台の五重奏」の最後は【4477】高根島灯台です。海保の車で案内していただいたのですが,前回恐ろしい思いをした細いトンネルは,なんと対面通行可能な新しいトンネルに生まれ変わっていてびっくりでした。

2017/10/10

2017/10/10

前回訪問時は県道に車をとめて徒歩で灯台に向かいましたが,海保の灯台巡回車はさすがに細い農道をすいすいと進んで,灯台の道標があるところに到着しました。しかし前回歩いたところを今回車で通ってみて,改めてここは地元の農家のトラックも通るし対向車が来たら対応の仕様がないので個人で訪問する場合は県道から歩いてアプローチするのが正解だと再確認しました。そこから5分ほどで灯台の前についてみると,地元のボランティアの方が,灯台の写真や資料を持ってきていろいろ説明くださいました。高根島灯台を愛し周辺の整備・清掃活動を続けておられるということで,頭が下がる思いです。

2017/10/10

塚山の上から。塔頂部や付属舎以外は昨日訪問した【4475】小佐木島灯台とよく似た形式です。

2017/10/10

2017/10/10

2017/10/10

2017/10/10

上左は付属舎の内部。LED化されているので設置されている機器類は多くありません。この灯台もやはり海側のはしごから塔頂部に登ります(上右)。灯器には山側に遮光板が取り付けてありますが,光源側は黒く塗られているので灯火を反射させようということでもないようです(下左)。下右の丸いレンズのようなものが日光弁(昼夜検出センサー)の窓で,下左は手で日光を遮っているところです。このように灯器を間近に見る機会はめったにないので,貴重な経験でした。

2017/10/10

2017/10/10

塔頂部から【4475】小佐木島灯台(左)と4474小佐木沖土岩照射灯(右)が確認でしました。

2017/10/10

2017/10/09

また佐木島の近くにある【4476】寅丸礁灯標も近くに見ることができました(左)。右は昨日【4475】小佐木島灯台を目指して歩いている途中で撮ったものですが,【4488.5】尾道糸崎港松浜東防波堤灯台付近からも見えていました。この灯標は佐木島の近くにあるのですが,佐木島の二つの港の中間にあって接近して撮影するのはめんどくさそうです。いつの日か佐木島に渡ってもっと近くから見ることができたら,頁をあたらめて立てることにして,とりあえずはこのページに纏めました。

これで「明治期灯台の五重奏」は終了です。二日間にわたって尾道海上保安部の方々にお世話になり,いくつもの得難い体験をすることができました。お世話になった海保の方々,またこの企画に最初から関わり灯台ファンに声をかけてくださった「灯台どうだい」編集長・不動まゆうさんに心より御礼申し上げます。

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