3927.8家島港北防波堤灯台/3928尾崎鼻灯台

 

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2017/04/08

濃霧の姫路港で欠航だの出航だのすったもんだ挙句やっとの思いで乗り込んだ連絡船で家島に到着しても,やはり港は霧の中。【3928】尾崎鼻灯台を目指して港を右に回り込み,狭い造船工場の間を抜けて民家の途切れたところから上りにかかります。少し登ったところで港を見下ろすことができ,ほんの少しだけ霧が晴れてきたのでようやく【3927.8】家島港北防波堤灯台の姿を収めることができました。

2017/04/08

2017/04/08

2017/04/08

ヤマザクラの降り敷く坂道(上右)を上ること数分,峠のてっぺん辺りに「灯台」の道しるべがありました(上右)。ここからは山道ながらスミレやジュウニヒトエ,キランソウなど春の野草が咲き乱れる道を辿って7~8分で灯台に到着(下左)。例によって灯台の周囲は余裕がなく,海も見えません(下右)。

2017/04/08

2017/04/08

雨もよいながらなんとか振られずに灯台に到着できたので,濃霧のことは残念だったけれど,まあよかったということにしましょう。のんびり写真を撮ったり花を眺めたりして港に戻りました。家島にはもう一つ島の反対側にも港があって防波堤灯台があるのですが,そこまで足を延ばす余裕がありませんでした。そして帰りの船も濃霧の中……

家島には姫路港から2社の連絡船が出ているのですが案内がきわめて不親切で大変戸惑ったこと,姫路港には1日定額の安い駐車場があるのに案内が全くなく時間制の駐車場に入らざるを得なかったこと,そして家島の観光パンフレットにはいろいろ食事処が紹介されているのにもかかわらず現地に行ってみるとまともに営業しているお店は皆無で昼食が摂れなかったこと。花に囲まれた灯台への道はたいそう気分がよかったのに,そして下調べが不十分だった自分のせいなのだけれど,濃霧にもまして行き帰りの港には不満が残った島旅でした。

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