1409館山埼三繰島照射灯

 

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【1409】館山埼三繰島照射灯。いかにも照射灯らしい照射灯です。余裕がなくて無理やりな角度でしか,全体を撮影できません。塔頂部(右上)と初点プレート(右下)。灯器の様子はうかがうことができませんでした。

沖合に浮かぶ三繰島。岩礁が三つあるからこういう名前なんでしょうかね。まん中の岩礁に標柱が立っています(下)。

2015/07/07

先人の教えるところによると「トンネルの手前の港の駐車場より歩道」とあったので,椿港のそばの駐車場(後でわかったのですが,ゲートボール場の駐車場らしい)から岬を超える峠道を進んでしまいました。左手に入る道はないかと探しているうちに峠を超えて反対側の港に出てしまい,ふと見るとトンネルの脇に小さな港があって車が止まっています(上左)。「トンネルの手前」というのは西側のことなのに,私は椿港の方から進んでいたので間違えて東側から道を探していたのでした。港に下りて左奥に確かに道が伸びています(上右)。注意書きがいろいろあったので立ち入り禁止かと思ったら,「撒き餌禁止」とか,釣り人への注意書きでした。結局のところ,照射灯への道は照射灯を訪ねる人の道ではなく,釣り人の道なんですね。日本全国,あらゆるところで釣り人が(傍若無人ではあるにしろ)ずかずかと踏み込んでいくお蔭で辿り着ける灯台も少なくありません。釣り人さまさまです。さて野草の咲き乱れる山道を辿っていくとかつては畑だったと思われるところに出ました(下左)。幸いなことに草刈りをしたばかりで道がわかりやすく照射灯の姿もすぐに見えてきました(下右)。

入り口で迷ったものの,東側の港から登り始めて5分くらいで照射灯に到着(上左),基部のコンクリート部分を囲う柵を乗り越えるように雑草がはびこっていて(上右)周囲は全く余裕がありません。海側にまわってみても照射灯の下半身は(私の下半身も)雑草に隠れてしまいます(下左)。道はまだ奥まで伸びていて,釣り人はこの先の崖から海まで降りていくんでしょう。帰り道で,行きには気がつかなかった【1410】塩瀬埼灯台が大きな岩の影にちらっと見えました(下右)。

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