0069.5室蘭港第1号灯標/0070室蘭港第2号灯標/0071室蘭港第3号灯標/0072室蘭港第4号灯標/0081室蘭港日本製鉄ふとう灯台
0075室蘭港日本製鉄第4号導灯(前灯)/0076室蘭港日本製鉄第4号導灯(後灯)
0080室蘭港日本製鉄第2号導灯(後灯)
0082室蘭港日本製鉄第1号導灯(前灯)/0083室蘭港日本製鉄第1号導灯(後灯)
0087.3室蘭港中央ふ頭導標(前標)/0087.31室蘭港中央ふ頭導標(後標)

旧室蘭港北防波堤灯台

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従来ひとまとめにしていた室蘭港のページを白鳥大橋を境にして二つに分割しました。このページではおおむね港の内側(0069.5室蘭港第1号灯標−0087.3/31室蘭港中央ふ頭導標)を訪問時にこだわらず標識ごとに記載します。室蘭港の外側(0058室蘭港口灯標−0064.5室蘭港南防波堤灯台)は前のページをご覧ください。

白鳥大橋の南端近くの「白鳥大橋展望台」(左,再掲)や【0064.5】室蘭港南防波堤灯台へ向かう防波堤の途中から室蘭港の内側を展望すると(右),いくつかの標識を確認することができます。

【0069.5】室蘭港第1号灯標(上左),【0070】室蘭港第2号灯標(上右),【0071】室蘭港第3号灯標(下左),【0072】室蘭港第4号灯標(下右)を確認することができました。

「白鳥大橋展望台」から港の内側(東側)を展望した1枚に【0081】室蘭港新日鐵住金ふとう灯台(下記追記参照)らしきものが写っていました。その手前には【0072】室蘭港第4号灯標も写っています(上)。灯標とふとう灯台を少しだけアップにしてみました(中左)。もう少し【0081】室蘭港新日鐵住金ふとう灯台に近づけないかと思ってフェリー発着所の北西の小さな埠頭に回り込み,なんとかその姿を捉えることができました。岸壁から伸びた橋のような構造物の先に小さな白い姿が確認できます(下)。中右に拡大してみましたが,ソーラーパネルがあることがわかるくらいで,高さが3.6mではこれが精いっぱいです。

2015/07/11

室蘭港に数ある導灯を探して港を一回りしてみたのですが,ほどんとが工場の敷地で中をうかがうことができず,やっと中島本町の交差点付近で,0080 室蘭港新日鐵住金第2号導灯(後灯)の姿を捉えました。工場の敷地内で全体像を見ることもできず前灯も見えません。この近くで【0078】室蘭港新日鐵住金第3号導灯(後灯)の灯器もチラリと見えたのですが,半分建物の陰で写真も撮れませんでした。
【追記】室蘭港内にある航路標識のうち「新日鐵住金」と名前の付いたものは2019年5月10日付けの追加表で名称が「日本製鉄」と変更になりました。目次やこのページの見出しは変更しましたが,以下の記事中では訪問時の名称のままにしました

2015/07/11

2015/07/11

2015/07/11

ようやく室蘭港新日鐵住金第4号導灯【0075】(前灯),【0076】(後灯)の見える場所を発見(1段目),金網にレンズを突っ込んで,後灯(2段目左),前灯(2段目右)を撮ったのですが,そのあと白鳥大橋に戻る途中のJR室蘭本線本輪西駅に寄ったら,そこの跨線橋から第4号導灯があっさりと見渡せたのでした(3段目)。2段目とほとんど同じですが,4段目にアップも掲げます。ちなみにこの本輪西駅,待合室はあるものの(北海道ではバスでも電車でもちゃんとした待合室がないと冬には死にます)改札も何もなくいきなり跨線橋に上がりホームに降りる構造になっていました。

2015/07/11

2015/07/11

室蘭港の他の導灯はあきらめて【0088】チキウ岬灯台へまわり白老方面に抜ける山道(住宅街のはずれ)から室蘭港を見渡せる地点がありました(上)。よく見るとたくさん建っている鉄塔の中で室蘭港新日鐵住金第1号導灯【0082】(前灯)と【0083】(後灯)らしきものが見えました(中)。

ちなみに【0064.5】室蘭港南防波堤灯台へ向かう防波堤の途中からも【0082−0083】室蘭港日本製鉄第1号導灯を見ることができましたが,撮影時は天候が不良ではっきりした姿を捉えることはできませんでした(訪問時は名称変更後のため,日本製鉄と記しています)。

2016/08/21

2016/08/21

室蘭市入江陸上競技場のそばに移設展示されているという「旧室蘭港北防波堤灯台」に目的を定めて訪問。競技場についてみるとその西側の三差路のそばにすぐ見つかりました(左)。そばの赤御影の台に灯台の説明板が設置されています(左の画像クリックで別窓拡大表示)。電話ボックスとして利用されているということでしたが,もう公衆電話の時代ではなく,電話機も外されてしまっています。どうせなら街灯として整備すれば当分の間役に立つと思うので,今後同様の計画があるなら,検討してほしいと思います。まあ,無理に役に立てなくてもモニュメントとして保存されるだけでも意味はあると思いますけど。隣には大きな船のスクリューも展示してあり(右),こちらにも解説版が設置されていました。

2016/08/21

「旧室蘭港北防波堤灯台」に向かう途中ちらりと赤い三角の標識が見えたので,そちらも探してみると,室蘭合同庁舎の駐車場の脇に【0087.3】室蘭港中央ふ頭導標(後標)が,その駐車場とフェリー埠頭の駐車場の間の太い道路ばたに【0087.3】室蘭港中央ふ頭導標(前標)が見つかりました。上左は「2標1線」の様子,上右は後標の姿です。下右は頭部の様子。電気系統がないので構造は簡単ですが,簡単な照明器具はついていました。それぞれの根元の近くに導標の説明板が取り付けてあります(下右)。頭部も説明板も前標後標で違いがないので,代表して前標のものだけを掲げました。
導標というのは要するに導灯の灯火がつかないもので,これまで導灯はずいぶん見てきたけれど,導標は初めてです。というか,導標って全国でどのくらいあるのかな。調べてみたら海保の「航路標識の種類と基数」にはそもそも「昼標」の項に導標の記載はありません。灯台表に載っている10組ほどは,この室蘭港を除いてみな石油基地とか原電とか発電所とか,素人にはおいそれとは近づけないようなものばかりでした。まあ,あんまり面白味もないしね。なお,2014年版の灯台表には載っていたこの2標識は2018年版の灯台表からは記載が消えていることに後で気がつきました。追加表には廃止の記載もなかったと思うのですが,まだ実際に設置されているのか確認せねば。

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