【DUBLIN CORP WATER DIV】長い縦棒と短い横棒を組み合わせた地紋の斜め開き２連蓋で，それぞれの三角形の蓋の短い辺に「DUBLIN CORP WATER DIV」と名前が入っています。「DUBLIN CORPORATION」はダブリン市の旧名称で現在は変わっているそうですが，まあ「ダブリン市水道局」でいいでしょう。これまでの地名はすべて蓋メーカーの所在地で，自治体の名前が入った蓋は初めて見ました。また三角蓋のとがった角の所にダブリン市の紋章に使われている城型を三つ重ねたものとその上に「DCWW」の文字が入っています。これは「DUBLIN CORP WATER WORKS」の略と思われます。右にそれらを拡大しました。

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【NIF（UK)】全面に「N」の文字が敷き詰められた斜め開き四角蓋で，文字情報がないように見えますが，元のデータを拡大してみると鍵穴のそばに，「NIF（UK)」という文字が見つかりました（この部分を右に拡大）。さらに左右の端に規格「EN-124 D400 60……（読み取れず）」，左下と右上にKitemark，右下と左上に型番と思われる「D658」「DI」の文字が入っていました。NIF（UK)（カッコUKまで含めて社名）はイギリス中部Ipswich市にあるメーカーですが，そのHPに載っているカタログを見る限り，現在ではこの「N」字の地紋は使っていないようです。この蓋はダブリンで見かけました。

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【MAXIMUS】四角と二の字が一列ずつ交互に並んだ地紋で，中央に「MAXIMUS」と大きく書かれた下に丸にチェック印が入った「SGS」の認証マーク（SGSはスイスに本拠を置き規格の認証などを行う世界的な企業ですって）と（多分）その認証番号が入り，その横に「EN124 D400」「R+B UK JT」「DUCTILE」の文字が並んでいます。「MAXIMUS」はイギリスのメーカーだと思うのですが，詳しいことは（詳しくないことも）わかりませんでした。中央部分を右に拡大しました。Cork市にて採集。

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【W McBRIDE ＆ SONS】アイルランドでよく見かけた四角形の並んだ地紋の小型丸蓋で，上縁に会社名「W McBRIDE ＆ SONS Ltd」，下縁に「CORK」という地名が入っていて，型番や規格などの文字は一切ありません。Cork市に確かに1918年に設立されたこの名の会社があることはわかりましたが，それ以上の詳細はわかりませんでした。Ballycotton村で同じ蓋が何枚かあったので，それらを見比べてようやく書かれている文字が読めました。

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【MARLEY】４本（ところどころ３本）の棒の塊を交互に配置したパターンの円形蓋で，上部に規格「EN124 A15/35KN」，下部に「MARLEY UCL35」と書かれています。WEBで検索するとMarley Plumbing & Drainageというイギリスの会社が作っているメンテナンスホール（マンホール）蓋の販売サイトがあったので，この会社を検索してみたのですが，大きな会社らしく，思わしい情報に辿り着けませんでした。それにしてもこの蓋は鍵穴もありますが，上下にねじで止めてあるようにみえ，あまり大企業の製品とも思えないのですが……。

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【不明】三角が上下に向いて並んでいる地紋の丸蓋で，中央のKitemarkがやけに目につきます。中央下部には「M60 B125」「B.S.EN124」と規格灯の記号番号が並んでおり，下縁外周に沿って，「G1-529」「MB2 60」と文字が入っていますが，詳細は不明です。Reenmeen Woodsの町にて。

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【不明】菱形が並んだ小型の四角蓋で，上部にKitemarkが入りその下に「KM584238」（これは型番ではなくKitemarkの許諾番号か何かだと思います），下部に「30 30」そして規格の「EN124D125」と文字が入っています。中央の鍵穴の左右には「SLIDE」「←→」「OUT」と入っています。これ以上は調べようがありません。

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