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中川郡(天塩)

美深町音威子府村中川町

2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

【美深町】上の二つは通常型で,中央の町章の中にベルが二つ,その上に町の木:エゾマツ,左右に配されたしゃちほこのような魚はチョウザメです。バックに天塩川と町の花:ツツジがちりばめられています。下の二つは小型蓋で大きなベルの下にチョウザメとツツジが描かれています。通常型の町章の中のベル,小型蓋の大きなベルは,美深駅にある「美幸の鐘」(下)で,今は廃線になった美幸線を偲んで作られたフランス製の鐘だそうです。一方チョウザメの方は,国道40号と天塩川の間,道の駅美深の奥に広がる「森林公園びふかアイランド」の一角に「美深チョウザメ館」があり,6種1,200匹のチョウザメが飼育されていることによるのですが,こうして調べてみると,模様の一つ一つにその町に対する思いがこめられていて,けしていい加減にデザインされているのではないことが分かりました。そしてその一つ一つを調べていくのも蓋の楽しみの一つです。さて,美深アイランドにはよったのですが,チョウザメ館があるとは知らずに天塩川を眺めて通り過ぎてしまいました。温泉やキャンプ場もあるし,チョウザメ館は入場無料で見学できるそうなので,是非再訪してみたいと思います。

2014/07/21

町章の入った十字模様で,この模様は土井製作所のものみたいです。

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2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

【音威子府村】通常型(上左)小型(上右)とも「森と匠の村」と書かれており,大きなフクロウのほかにも大木(村の木:アカエゾマツ?)にたくさんの鳥がとまっています。左の通常型には天塩川の流れと看板,家や星や虹が書きこまれ,下半分には村の花:シバサクラの花が咲き乱れていて,ごちゃごちゃしてはいますが,自然の豊かさを誇示していることが伝わってきます。JR音威子府の駅の看板も木彫りで改札に掲げられた行き先や乗り場案内もすべて木彫りでしたが,「森と匠の村」の面目躍如といったところです(下)。
ここに描かれているフクロウについて調べてみると,どうも声のブッポウソウ=コノハズクであるらしいことが分かりました。村内の筬島というところに「北海道命名の地碑/松浦武四郎略年譜」があるのですが,その近くに「松浦判官宿泊聴佛法僧之地」という碑があり(かつてあった?),開拓判官であった松浦武四郎が仏法僧の声を聞いたという記録があるのだそうです。付近はかつて日本でも有数のコノハズク生息地として知られたらしく,それで音威子府ではコノハズク(のみならずフクロウ科全般に)に特別な愛着を持っているらしいことが分かりました。コノハズクを村の鳥とするサイトもありますが,「北海道で一番小さい村」と銘打った村のHPでは村の木,村の花は紹介していますが,村の鳥については触れられていません。

2017/07/23

2017/07/23

2017/07/23

2017/07/23

上掲のデザイン蓋について日本マンホール蓋学会さんから「音威子府村百年記念塔」であるとご教示いただきました。ありがとうございました。早速訪問して撮影してきました(上左)。上右はその根元にあったプレート。「先人が切り拓いてから100年を迎えた今,私達は「大好き音威子府~森と共に,いきいき輝く地域を目指して~」を掲げ村民の方々と協働で制作したこの塔を『森と匠の村』の象徴として建立したものです」と書かれています。塔の概要として地上高や柱の太さと共に,「鳥彫刻数 219羽」「協力者 音威子府小学校生・咲来小学校生・音威子府中学校生・おといねっぷ美術工芸高校生/一般参加者」と記されており村ぐるみで制作されたことが分かります。一方蓋のデザインで左側に描かれているトーテムポールについては,この地にアトリエを置いて活動した彫刻家砂澤ビッキ氏の作品であるとのことで,国道沿いの北海道大学北方生物圏フィールド科学センター/森林圏ステーション 中川研究林」庁舎に置かれた「思考の鳥」と名付けられた彫刻の一つではないかと思いますが,これは芸術で柱には無数の細かい模様が彫刻されていて「天塩川」の名前など入っていません(下左)。砂澤ビッキ記念館に向かう途中に「天塩川」の看板がかかった柱がありましたが(下右),これをイメージ的に重ねたのではないかと推測しています。ただし天塩川温泉にあるという氏の作品には「天塩川温泉」と書かれているのでそちらの方がイメージが近いかもしれません。

2017/07/23

2017/07/23

左は田中工業製のワッフル型地紋,右は佐藤鋳工製の四角繋ぎパターンで中央に村章の入ったものです。

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2014/07/21

2014/07/21

2014/07/21

【中川町】中川町で発掘された恐竜テリジノサウルスとアンモナイトが描かれています。右の小型蓋はテリジノサウルスが親子でアンモナイトも2匹です。下は中川町エコミュージアムセンターに展示されているテリジノサウルスの骨格見本とアンモナイト(ぐっちゃりと展示されていました)。蓋に描かれている恐竜の方がかわいらしいです。

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