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6701佐多岬灯台

 

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2018/04/18

2018/04/18

2018/04/18

2018/04/18

佐多岬の周辺が再整備されたと聞いてぜひ再訪してみたいと思っていましたが,念願かなって現地に到着してびっくり。ここまで劇的にきれいになっているとは思いませんでした。上左はすっかり新しくなった駐車場とレストハウス。もちろん以前と違って駐車場はフリーで時間制限もありません(注意書きに夜間の利用は遠慮するように書かれてはいましたけど,点灯している灯台を見ることができるようになったのは朗報です)。駐車場には新しい展望台もできていて岬の先端まで行かなくても灯台を眺めることができます(上右)。途中の道もすっかり整備されています(下左)。訪問時はまだ一部工事中でしたが,間もなく全面的にバリアフリーの遊歩道が完成するそうです。そして何よりも驚いたのは,廃墟だった岬の先端の展望台が素晴らしい建物に生まれ変わっていることでした(下右)。

2018/04/18

2018/04/18

新しい展望台の内側(左)からもベランダへ出ても(右)灯台を見ることができます。もちろん屋上からも素晴らしいパノラマが。訪問時まだ建設途中でしたが展望には差し支えなく,最終的にトイレや売店も整備されるそうです(2018年末完成予定と聞きました)。

2018/04/18

2018/04/18

2018/04/18

展望は,そして灯台自体は前回とそう変わりはないんですけど,思わず何枚も前回と同じような構図の写真を撮りまくりました。

2018/04/18

2018/04/18

2018/04/18

そしてもう一つ驚いたのは,旧官舎跡が見学できるようになっていたことです。上は入口の駐車場から官舎跡を見たところ。遊歩道の途中から道案内に従っていくと官舎の横に着きます(下左)。残念なのは現地に設置された案内文の灯台の説明(下右の画像クリックで別窓拡大表示)で,内容が間違っているだけでなく日本語として支離滅裂で,こんな文章がノーチェックで展示されていることが驚きです。

2018/04/18

2018/04/18

2018/04/18

前回訪問時には何の案内もなかったと思うので,かつての施設を撤去して整備するときに,まるでマチュピチュかアンコール遺跡のように熱帯性の植物に覆われていた遺跡を発掘したのではないかと思います。いずれにせよこういう文化遺産が発見され公開されたということは素晴らしいことで,生まれ変わった佐多岬展望公園の施設が,末永く確実に運営されていくことを願うばかりです。
最後にもう一度駐車場からの展望を楽しんで(下),佐多岬を後にしました。

以下は初回訪問時の記事です。上の新しい施設と見比べるとあまりの変わりように,これが同じ場所かと目を疑うばかりです。

2012/03/29

本土最南端の灯台【6701】佐多岬灯台。なのでお約束のアングルなのですが……
岬のずいぶん手前のゲートで入場料を払ってからしばらく走って駐車場へ着くまで,またそこから岬の先端の展望台までの有様も何かうらさびれて,都井岬と並ぶ二大観光地灯台だと思ってきたのに,ずいぶんと様子が違います。

2012/03/29

2012/03/29

2012/03/29

灯台は少し離れた島の上なので,接近はできないのですが,さすがというほかない,素晴しい佇まいをしています。下左の写真をよく見ると(画面では見えないけれども)右下に突き出た磯に釣り人がいます。瀬渡しの船を頼めば島にはいけるのでしょうが,そこから頂上まで延々と階段が続いているので,これを登るのかと思うと二の足三の足を踏んでしまいます。それに折角渡しをお願いしても立ち入り禁止なんかになっていたら,下からは何も見えないと思うので,まったくの無駄になってしまうし……。まあ,灯台めぐりで瀬渡しは禁じ手にしているので,考えなくてもいいことなのですが。

2012/03/29

2012/03/29

そんなわけで灯台の周囲やアプローチはあまり掲載したくないのですが,あまりの惨状を伝える代表として展望台を左に掲げました。展望台の部分はもともとアルミのサッシにガラスが嵌っていたらしいのですが,サッシは一部を残して脱落しており,ガラスも全部はずされています。それでは危険なので,足場用の鉄パイプで仮の手すりが設置されているのですが,それもかなり錆が浮いて,いつ壊れても不思議ではない状態。展望は開けているので,いっそ撤去して更地にでもしたほうがよっぽどましでしょう。
右は「本土最南端の」電話ボックス。「本土」というのが意味不明でなんとなく西南諸島への差別意識が感じられて不愉快です。「日本」最北端の宗谷岬でも最北端をそんなに売り物にしていなかったと思います。そんなわけで天気も素晴しかったし灯台も素晴しかったのに,なんだかうら悲しい心持ちで「本土最南端」の地を離れました。
【追記】WEBの記事で,「佐多岬先端部は2012年10月29日まで一帯を管理していた岩崎産業が運営する佐多岬展望公園として入園料を徴収していたが、10月30日付で譲渡され南大隅町の所有となり、無償化されるとともに入場時間制限も撤廃され、いつでも訪れることができるようになった」とありました。あわせて展望台の撤去が始まり2013年6月1日に完了,レストハウスの新築やトレッキングロードの整備などの計画も進んでいるそうです。

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