4308三菱ケミカル(化学)坂出導灯(前灯)/4309三菱ケミカル(化学)坂出導灯(後灯)

 

 前の灯台    ホーム  灯台の形 / 香川県  いつかの灯台  下へ   次の灯台 

【4308】三菱化学坂出導灯(前灯)と【4309】三菱化学坂出導灯(後灯)は2017年4月14日付の灯台表追加表で【4308】三菱ケミカル坂出導灯(前灯)と【4309】三菱ケミカル坂出導灯(後灯)と名称が変更になりました。管理者の企業名が変更になったのでしょうが,だからと言って何が変わるわけでもありません。訪問時は名称変更後だったわけですが,旅行中の身にはそんなことは知る由もありませんでした。

高さが【4308】三菱化学坂出導灯(前灯)は32m,【4309】三菱化学坂出導灯(後灯)に至っては53mもあるのでいくら工場の敷地内でも簡単に見つかるだろうと思って瀬戸大橋の付け根辺りからアプローチしましたが,全然それらしいものは見えません(というか,それらしいものはいっぱいあるんですけど)。やむを得ず番の州臨海工業団地を通り抜け三菱化学(株)坂出事業所の塀沿いに回り込んで,瀬居町の蛭子神社付近からようやく前灯の白三角(というか灯器が目立つので薄黄緑色に見えました)を見つけました(上右)。そこから類推される方角を見渡すと,なんと大きなガスタンクのどてっ腹に薄黄緑の三角形を発見。アップでこれが後灯に違いないとは思ったのですが,やぐら形を想像していたので,腰が抜けるほどびっくりしてしまいました。そういえば灯台表に塔形の記載はなかったのは,そういうわけだったのかと得心しました。両灯を一緒にとってみましたが,これではどこに導灯があるか全くわかりませんね。

2017/04/15

上段にそれぞれの灯器部分を拡大してみました。白三角形といっても灯器ばかりが目立つので薄黄緑色に見えます。特に後灯はバックも白なので,白三角の意味がありません。それに灯台表の記載の「構造・高さ」の欄に「白三角形/〇m」としか書かれていないのはどうかと思います。帰りがけに後灯に近づいたところで(下左),再度灯器をアップにしてみました(下右)が,これ以上近づくと角度が急になってしまいます。そんなわけで下左のような工場街の大きなトラックが走り回る道を辿ったので,たいそう疲れました。今回の旅行で50選灯台や明治期灯台もいくつか訪れましたが,一番衝撃を受けた(印象に残った)のはこの導灯かもしれません。

 前の灯台    ホーム  灯台の形 / 香川県  いつかの灯台  上へ   次の灯台