2730贄埼灯台/2729津港岩田川南防波堤灯台/2730.3津港阿漕浦中防波堤灯台

 

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【2729】津港岩田川南防波堤灯台と【2730.3】津港阿漕浦中防波堤灯台は伊勢湾海洋スポーツセンターというマリーナ施設から伸びるT型の防波堤の先に立っています。建物の北側を回り込むと岩田川沿いにこの堤防に登ることができ,そこから両灯台が見えました(上)。国土地理院の地図を見ると岩田川の北側の防波堤の先に灯台マークがありますが,この位置にあった津港北防波堤灯台が2010年10月29日付けで名称,位置,塗色等変更になっています。要は北防波堤灯台が廃止され対岸の南防波堤灯台が新設されたわけですが,今は同じ国交省の下にあっても旧海軍系の海保と旧陸軍の流れをくむ国土地理院は仲が悪いんですかね。分かり切ったデータなんだから,早急に地図のデータを訂正してもらいたいものです。【2729】津港岩田川南防波堤灯台は小さな防波堤灯台なのに対し(下左),【2730.3】津港阿漕浦中防波堤灯台は灯明台型の,デザイン灯台といっていい変わった格好をしています(下右)。

上記両灯台に向かう途中で対岸に【2730】贄埼灯台の姿を認めました。贄埼灯台の右に見えているのが,セントレア空港への連絡船が発着する津新港のターミナルです。情報によるとこのターミナル付近に車を止めて煮え埼灯台まで歩くということでしたが,なぜかこの後,直接贄埼灯台の根元についてしまいました(後述)。

伊勢湾海洋スポーツセンターに隣接する津ヨットハーバーの南側は阿漕浦海浜公園になっていて,大きなフリーの駐車場がありました(季節になると有料になるのかもしれません)。そちらにまわってみると,【2730.3】津港阿漕浦中防波堤灯台がよく見えました。ここから見ると灯明台型の灯台の基部が抜けていて海面がのぞき見えています。

さてカーナビに【2730】贄埼灯台の位置をいれて進んでいくと,細い道を通って津新港のターミナルの駐車場より一段高い堤防の上の道に入り込み,気がついたら灯台の前にたどり着いてしまいました。岩田川を渡ったところで右折して住宅街の中に入り込んでしまったわけで,カーナビは律儀に灯台までの道をきっちりと探してくれたのでした。幸い灯台の横には写真を撮る間くらいは車を止めておけるスペースがありました。上は堤防を乗り越えて海側から見たところです。石垣の土台に立った灯明台のような形です。裏側にまわってみると立派な階段と扉がありました。灯器に登るはしごも取り付けられていて,こちらが正面になるようです(下右)。

金網のそばまで行って入り口付近を伺いましたが,初点プレートはなさそうです。その代わりというわけか,入口のところに海保の看板がかかっていました(右上)。灯器を見ると,小さいながらもレンズが入っているようです。いつまでLEDにならないでいるのかな。

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