1827大津岬灯台

 

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【1827】大津岬灯台再訪。サクラの時期を狙ったのですが数日来の寒波で開花が遅れ,1〜2分咲きといったところでした(左)。灯台前の駐車場の崖の上に灯台の案内板があり,その片隅に「灯台カードデジタル」の案内があるのですが(右上),この位置ではスマホなどでQRコードを読み取るのは難しいでしょう。設置場所を少し考えてもらいたいものです。ちなみに以前設置されていた震災被災の様子などを伝える案内板はなくなっており,帰宅してグーグルのストリートビューを見てみたら新しい灯台の画像になっていました(下記参照)。灯台横の民家の門の前に初代の初点プレートがぽつんと置かれていました(右下)。建て替えの際にこのお宅で保存されたものかもしれません。ここに置かれているということは灯台を訪問した人に見てもらいたいということだと思うので,遠慮なく写真を撮らせてもらい,帰宅後検索してみたら,古い灯台訪問記にはこのプレートの写真が載っていました。

以下初回訪問時の記事です。

2013/02/22

【1827】大津岬灯台。岡倉天心ゆかりの六角堂のすぐそばです。六角堂から海よりの道を南下していくと峠のところで唐突に灯台の姿が目に飛び込んできます。周囲は五浦岬公園という公園になっていて駐車場がありますが,灯台の真下にも駐車場が完備されています。

2013/02/22

灯台表追加表には記載がなかった(記載情報に変化がなかったからでしょう)のですが,左の写真に小さく写っている灯台の入り口の左右に掲げられた案内板には,東日本大震災により塔本体に被害を受け,一時やぐら形の仮設塔で運用しつつ,灯台を建て替えたことが記載されています(画像クリックで案内板を別窓拡大表示。左にスクロールしてください)。別窓下の案内板は,北茨城市観光協会の名前が書かれていますが,内容は上の案内板の右半分と同じで,海保のマスコット,うーみんとうみまるが揃って描かれています。この手の案内板でうーみんを見かけたのは初めてのような気がします。
(2013.3.13現在,グーグルのストリートビューで仮設のやぐら形の塔形を見ることができます)

左は地元の小学生の筆による初点プレート。こういうのを見ると,なにか胸にジーンときます。初点プレートには結構子どもの筆が多いのですが,こういうのがもっと増えるといいですね。
右の写真を見ると,電源は太陽光発電になったものの灯器はもとのままのようです。

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