1739渡波港長浜防波堤灯台/1738渡波港佐須浜防波堤仮設灯台(一時撤去中)
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2019/07/07
渡波(わたのは)港も港湾部分はだいぶ復旧が進んでいるものの幹線道路と港を結ぶ道路はまだ工事中で,防潮堤も形はできているものの,完成はまだだいぶ先のようです。その防潮堤の間から港の内部を覗いてみると【1739】渡波港長浜防波堤灯台の白塔が見えました(上左)。ところがタンカンバリケードをちょっと失礼して港の中に入っても【1738】渡波港佐須浜防波堤仮設灯台の姿が見えません(上右)。そこで左側の防波堤に登って先端まで行ってみると,仮設灯台の位置に小さな灯器が設置されていました(下)。
気を取り直してまずは【1739】渡波港長浜防波堤灯台の全体像(左)と灯器部分のアップ(右)を確保。
あらためて資料を確かめると【1738】渡波港佐須浜防波堤仮設灯台(高さ2.4m)は訪問直前に一時撤去中になっていました。代わりに取り付けられていたのは50cmほどの非常用灯器で,平べったいアクリルケースの中にLEDの灯器がぐるりと円形に配置されたもので,その柱に貼られていたシールによると赤-緑-白切替式なのだそうです。面白がってはじめてみる非常用灯器の写真をいっぱいとりましたが,反面震災からの復旧にはまだまだいろいろな段階で時間がかかっていることも実感しました。