1437小泊岬南灯台

 

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【1437】小泊岬南灯台。小泊岬の崖の上の狭い敷地に立つ灯台で,全体像を撮影する余地はありません。鉄柵に囲まれた敷地の外は崖で,とても恐ろしくて鉄柵の外へ出ることができず,頭も土台部もちょん切れた,こんな半端な写真しか撮れませんでした。WEBページを検索すると皆さんちゃんと全体の姿を収めておられますが,かなり危険な撮影をされたのではないかと思います。

2016/08/07

2016/08/07

【1437】小泊岬南灯台への出発点は小泊岬の行き止まり,権現崎の駐車場です(上左)。かつてここから遊歩道が続いていたのですが,荒波に削られて道が崩落してしまいこの先は通行止めになっています。ここから海岸を辿って階段を上ると灯台へ到達するという情報に基づいて昨年訪問したのですが,間違えて途中から権現崎への道を登ってしまい,時間切れで灯台は断念したのでした。その時地元のおじさんに教えていただいた通り,今回は身の丈を超えるような大岩の転がる海岸線を辿りました(上右)。途中で行き暮れて上の方に見える金網の防護柵までよじ登ったのですが(下左の黄色矢印)その先に見える小さな砂浜へ下らざるを得ませんでした(下右)。実は帰りにこの金網沿いの道を辿ってみると(下左のブルー矢印)すぐに舗装路に出てそれを下ると駐車場は目の前でした。大岩を息も絶え絶えに上り下りして辿った海岸線の苦労は何だったんでしょう。帰りはもうふらふらで写真を撮り損ねましたが,駐車場の先の道を進み,海岸から上がってくる階段の少し先から金網の防護柵を目指してその先の階段を下りれば,小さな砂浜までは簡単に辿り着けます。

2016/08/07

2016/08/07

さて途中の小さな砂浜を過ぎるとまた大岩のごろごろするその先に崩れそうな橋があります(上左)。ここに登るとようやく灯台が姿を現しました(上右)。目もくらむような断崖の上まで崩れかかったものすごく急な階段が続いています(下左)。歴史的な猛暑の中,延々と大岩の上り下りを繰り返し,挙句の果てに天を突くこの階段を這い登って,ようやく灯台に到着(下右)。持ってきた水もとっくに飲み干し,ほとんど熱中症の一歩手前の状態で,ちゃんとした写真を撮る気力も残っていませんでした。

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