0958浜坂港矢城ヶ鼻灯台/0959浜坂港沖防波堤灯台/0960浜坂港東外防波堤灯台

0958.01浜坂港矢城ヶ鼻東方照射灯

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2018/10/29

【0958】浜坂港矢城ヶ鼻灯台の入口は浜坂港の一番奥にあります。車で港を回り込んでいけるところまで行くと数台の駐車スペースがあり,遊歩道の入口には「←遊覧船乗り場0.6km/矢城ヶ鼻灯台0.5km/加藤文太郎記念碑1.2km→」という道標が立っていました(上左)。整備された道を登っていきます(上右)。途中からは新しく設置したらしいしっかりしたロープが張られていました(下左)。橋のたもとに辿り着くのでこれを渡れば灯台に到着です(下右)。歩き始めから12〜3分の気持ちのいい山歩きでした。

【0958】浜坂港矢城ヶ鼻灯台は「灯台カードデジタル」に選ばれていて,扉のところに青い案内が貼られていました(上左)。灯台カードに選ばれた150基の中ではあまり知られていない灯台ではないかと思います。扉の上には灯台のものと並んで【0958.01】浜坂港矢城ヶ鼻東方照射灯のプレートも掲げられています(下)が,これは残念ながら2011年12月23日付けで廃止になりました。扉の上の手摺りのある窓が照射灯の灯器だったのではないかと思います。

2018/10/29

上左は照射灯の灯器部分です。廃止になっても灯器などは残っているかもしれませんが,中を窺うことはできませんでした。上右は灯台から橋の方を振り返ったところ,橋の先はずっと登りの階段で「加藤文太郎記念碑」へ続いているはずです。その階段を少し登ったところから灯台を見ると(下),左は崖,バックには海が広がっていて,素晴らしい光景でした。灯台カードの絵柄もこのポジションから撮影したもので,特に歴史があるわけでもなく灯塔が高いわけでも灯器が大きいわけでもないのに灯台カード150基に選ばれたのは,この絶景の故かもしれません。

2018/10/29

灯台への道すがら,浜坂港の2灯台がよく見えていたので,帰りにあちこちからいろいろな姿を撮りました。左側の赤灯台(左列)が【0959】浜坂港沖防波堤灯台,右側の白灯台(右列)が【0960】浜坂港東外防波堤灯台です。

港まで下りてくると2灯台は手前の防波堤に隠されてしまい,頭部が覗いているだけでした。

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