6932トンビ埼灯台

 

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【6932】トンビ埼灯台は喜界島の北端に近い高台に立っていて,遠くからでもよく見えます。サトウキビ畑の中を灯台を目指して進んでいけば間違いなく到達できるでしょう。正面には灯台の諸元を紹介する手作りふうの洒落た案内がありますが,残念ながらかなり傷んでいてほとんど読めません。

灯台の西側に移動すると崖の下に海岸が見えてきます。この辺が「トンビ崎」の海岸になると思われ,天気が良ければ真っ青な海が望めるはずですが,訪問時はあいにくの天気でした。ちなみに種子島の南端からこのトンビ崎に引いた線が太平洋と東シナ海の境界で東側が太平洋,西側が東シナ海になるのだそうです。

珊瑚の岩場が続くトンビ崎の海岸沿いの道から見上げると赤い屋根の廃屋のような建物の上に【6932】トンビ埼灯台が顔を見せています。近づいてみると電子基準点となるGPSの受信施設があり,帰宅後調べてみたら基準点コードEL04230404203喜界1の電子基準点で赤い屋根の建物は「喜界町有機物供給センター」という汚水処理施設のようですが,現在も稼働しているのかどうか不明です。

2019/02/18

翌日天気が回復し,島を離れるまでに時間があったので島中の灯台を再訪しました。青い海の見えるサトウキビ畑の果ての灯台の姿が青空に映え,遠くからもよく見えました。

前日と同じような写真ですが,バックが青空だと印象が全く違います。残念ながら西側に回ってみると逆光になってしまいました(右上)。灯台は高さが19mもあるので灯器はだいぶ離れないと見えません(右下)。

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