1747.8石巻港雲雀野防波堤灯台/1747.5石巻港雲雀野指向灯

 

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【1747.8】石巻港雲雀野防波堤灯台と【1747.5】石巻港雲雀野指向灯が同時に見える場所に辿り着きました。24mmでぎりぎり1枚に収まりましたが,両者ともとても遠くです(上)。【1747.8】石巻港雲雀野防波堤灯台は基部が防波堤に隠れているので,本当はもっと近づいて撮らねばならないのですが,めんどくさいのでこれまでとしました(下右)。

さて【1747.5石巻港雲雀野指向灯】ですが,2018年7月27日付けの追加表で新設が公示され(この時の内容は「1747.3/石巻港雲雀野指向灯/Ishinomaki Ko/38 24.0N/141 17.1E/Dir F W R G/不動白赤緑光/8.1/W 1 R 1 G 1/白塔形/7.8/新設/白光は54°を中心として幅約2.5°で可航水路を示し、緑光(幅約2.5°)及び赤光(幅約2.5°)はそれぞれ水路の左舷側及び右舷側を示す。昼間に限り点灯」),続いて2019年5月10日付けの追加表で「1747.5/石巻港雲雀野指向灯/Ishinomaki Ko/38 24.0N/141 17.1E/Dir F W R G/不動白赤緑光/8.1/W 1 R 1 G 1/白塔形/7.8/新設/白光は54°を中心として幅約2.5°で可航水路を示し、緑光(幅約2.5°)及び赤光(幅約2.5°)はそれぞれ水路の左舷側及び右舷側を示す。船舶が入港時に点灯」という公示がされました。この時点で航路標識番号と備考の末尾がわずかに違うだけの2基の指向灯が同時に存在していることになり,2019年6月14日づけの追加表で「1747.3/石巻港雲雀指向灯/Ishinomaki Ko/削除」という記載が。2管の水路通報を見てみると2018年545項で指向灯設置予告(予定日/平成30年7月10日),2018年590項で設置が公示されていて(これらには航路標識番号の記載がなく,「この指向灯は船舶が入港するときに点灯する」と記されています),2019年の4〜6月にはとりわけ記載が見当たりません。推測するに1747.3の新設を公示した追加表が航路標識番号と備考の一部を間違えてしまったことに2019年になって気が付き,訂正の記事を載せればよいものを「1747.5/新設」と記載したものだからわけがわからなくなったのではないかと思います。それにしても指向灯というのは夜標だとおもっていたのですが,そうでもないことを初めて知りました。

港口付近(左)や雲雀野指向灯の立つ防波堤の付近にはいくつかの灯浮標が見え,宮城県のHP(「仙台塩釜港石巻港区外港航路の標識位置等を変更します!」という記事に添えられた図)に記されている灯浮標らしいのですが(アップにしてみると宮城県の県章が描かれているのが分かります)同定が難しい上に海保の管轄ではないようなので深く追及することはしないでおきました。
このページに掲げた写真を撮ったのはこんなところです(右)。ここから右の方へずっと進んでいくと【1747.8】石巻港雲雀野防波堤灯台に近づくことができるんですけどねえ……こんな天気だし……。

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