1735荻浜灯台

 

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牡鹿半島の付け根の西側に位置する【1735】荻浜灯台。

正面から見た時にはわかりませんでしたが,海側にまわってみると(左),海側に四角く突き出したバルコニー部分が目を引きます。他では見られない本体とのバランスや付属舎に対して微妙な角度でせり出しているありようが不思議な印象を残す灯台です。初点プレートには「荻之濱燈台」と書かれていました(右下)。

2019/07/07

灯台訪問のスタートは荻浜港の西端にある水産加工工場です(上左)。この工場は震災の被害をうけたらしく1階部分も2階もかなり傷んでいますが,稼働しているように見えました(訪問時は日曜日だったので人影はありませんでした)。この工場の手前から海側に出ると車止めがありましたが,付近に駐車スペースがあるのでここに車を置いて徒歩で向かいます(上右)。しばらく海沿いの轍のある道(下左)を進んでいくと海岸に唐突に白い鹿のオブジェが(下右)。その横にはこじゃれたデザインの家屋が建築中で,車も数台止まっていました。後で知ったのですがこの鹿のオブジェは「リボーンアート・フェスティバル 2019」という芸術祭の出品作品で訪問時は芸術祭開幕以前だったので問題なく近づけましたが,会期中は鑑賞にチケットがいるらしく,またこの作品が会期後いつまでこの場所に置かれているか分かりません。建築中の家屋もこの芸術祭に関連したReborn-Art DININGという施設だったので,会期後は撤去されているかもしれません。ここが歩き出しから灯台までのちょうど中間になります。

ここからは山道になりますが上り下りも穏やかです(上左)。雑草もはびこっておらず道を間違えるような脇道もないので気分よく歩くことができました。一旦開けたところに出て(上右)少し進むと灯台が見えてきました(下左)。歩きだしてから15分くらいで【1735】荻浜灯台に到着。灯台の前は広々とした草原で,海も見えていて大変気持ちの良いロケーションでした。

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