1109猿山岬灯台

 

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2009/05/30

能登半島で一二を争う大物灯台,【1109】猿山岬灯台。車を止めたところから結構距離があるのですが,夕暮れが迫ってきてあせりました。歩き始めてすぐに,谷の向こうに灯台が見えてきます。

2009/05/30

2009/05/30

2009/05/30

付近にミスミソウ(雪割草)の群生地があり,観光名所になっていて,その季節,地元観光協会の雪割草祭と連携して灯台の一般公開が行われるとか。2007年の地震で破損したフレネルレンズが,道の駅赤神に展示されているという情報もあとで入手しました(下記の再訪時の記事を参照)。下の画像をクリックすると周知板が別窓で拡大表示されます。

2018/09/20

2018/09/20

2018/09/20

【1109】猿山岬灯台再訪。前回は夕暮れが迫っていて焦っていたのでろくに写真が撮れませんでしたが,今回はカメラが……。上左はつる草に覆われかけている駐車場の案内板。大型駐車場もあるけれど,雪割草祭りの時には賑わうんでしょうか。この先に車止めのゲートがあり,そのそばに車をとめました。ゲートを越えてアスファルトの道を少し登るとトイレがあって(上右),その左側から山道に入ります。遊歩道の案内図はあるけれど,それは雪割草群生地へのコースで灯台については何の記載もありません。山道(下左)を歩き始めるとすぐに谷の向こうに灯台の頭が見えてきます。しばらく下って橋を渡り登り返して15分ほどで最後の階段に到着(下右)。ゲートから20分足らずの行程で,前回の記憶ではずいぶん長い山道のような気がしたけれど,2回目のせいか,意外に早く到着しました。

2018/09/20

2018/09/20

正門には「灯台カードDigital」の案内がありました。訪問時は提供開始以前だったのでこの案内を撮影して帰宅後カードをダウンロードしたのですが,試してみたら私たちのスマホでは電波が入らず,QRコードを読んでもサイトを読み込めませんでした。「灯台カードDigital」に選ばれた150の灯台のうちには電波の届かないところもいくつかありそうです。デジタルカードはいいアイデアだと思っていたけれど,こういう事態が起こると戸惑う人もいるかもしれません。また周知板は変わっていないけれど,前回はテープで隠されていた「無線方位信号所(2007年4月廃止)」の機能の部分がすっかりむき出しになって普通に読めるようになっていたり,訂正されていた光り方や光の強さ,管理事務所などの情報が見えなくなっていました。諸元がどんどん変わるのはやむを得ないとして,周知板の訂正は何かうまい方法はないものでしょうか。

2018/09/20

2018/09/20

バルコニーの中央部が丸く出っ張っているのがおしゃれです。一般公開にはここに乗ることができるはずだからぜひ行ってみたいとは思いますが,雪割草の季節は北陸ではまだ寒いだろうな。かつて2等レンズの入っていた灯ろうには不似合いな,小さな灯器(LB-M30)がどうにか見えました。

2018/09/20

2018/09/20

猿山岬に向かう前に道の駅「赤神」に寄り,展示されている猿山岬灯台で使われていた第2等フレネルレンズを見てきました。土産物売り場の一角に展示されているのかと思っていたら,道の駅の建物の外にガラスで囲った別室があり,その中に巨大なレンズが納まっていて,説明板も設置されています(右の画像クリックで別窓拡大表示)。

2018/09/20

道の駅の方が話しかけてこられたのでこれから猿山岬灯台に向かうといったら,ここからも見えるとのこと。道の駅のある場所に立って灯台が見える位置に,窓ガラスに目印がつけられています。天気が悪かったけれどそれで灯台が見えることを確認し,慌てて表に出て目いっぱい望遠で撮影してみました(右)。

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