0969香住港城山灯台
0966香住港下浜防波堤灯台/0968.5香住港沖防波堤灯台
0967香住港西防波堤灯台/0968香住港北防波堤灯台

 

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香住港西港側の【0967】香住港西防波堤灯台(左の赤灯台)と【0968】香住港北防波堤灯台(右の白灯台)です。西港北側の一番奥まで行ってエネオスの給油所の先から海側に出て,ようやく夕日に照らされた両灯台の姿を捉えることができました。突き当りはタンクの並ぶ工場でこれ以上入り込めないので,【0968.5】香住港沖防波堤灯台は見えません。

【0967】香住港西防波堤灯台(左列)と【0968】香住港北防波堤灯台(右列)のアップです。逆光ですが,どうにか色と形が分かります。

【0969】香住港城山灯台は香住港を東西に分ける半島の西に突き出した岬のてっぺんにあります。近づいたらカラスの大群が灯台の上空に集まっていて不気味な雰囲気を醸していました。

【0969】香住港城山灯台は独特のフォルムです(上左)。ちょっと頭でっかちでアンバランス……夕暮れが迫ってもう点灯していました(下左右)。

【0969】香住港城山灯台の入口は,県道から入ってくると東港から西港へ向かう途中を右折し(上左)八坂神社の鳥居をくぐった先(上右)にあります。「一日市区/こどもの公園」と書かれた広場の向かいに「石仏地蔵なんたら」と書かれた棒っ杭が立っていてその左に登り口の階段があります(下右)。下左は坂の上から鳥居の方を見たところ。実際はこの坂の上の駐車場に車をとめ,下ってきてこれらの写真を撮りました。この入り口になぜこんなに拘泥したかというと,「城山」が何の城なのか調べてみたら,この入り口が分からなかったという城マニアの方が多かったからです。灯台マニアはみんなちゃんとこの入り口が分かっているのにね。蛇足ながらこの城山というのは「塔の尾城」というお城のあった山で,1300年代に築城され豊臣秀吉に滅ぼされたとか……現在の灯台のあたりが主郭だったそうですが,遺構があるわけではなさそうです(こちらとかこちらを参照してください)。

入口から5分ほどで石のお地蔵さんに到着,そばには「石仏地蔵」の棒っ杭,右側には「城山灯台 登ル十五分」と書かれた道標があり,その横にロープが下がっています(上左)。ロープにつかまるほどのこともなくここを登って山の尾根を登っていくと(上右)10分もしないうちに灯台が見えてきます(下左)。結局入口の階段から15分,「石仏地蔵」からは10分ほどで灯台に到着しました(下右)。

2018/10/28

灯台の右側に海が見えています。訪問時はちょうどその方角に陽が沈むところでこれ以上右にカメラを振れませんでした(上)。陽が暮れてきたので大急ぎで山を下りて入り口付近から坂の上を見上げたところ(下左)。この上が岡見公園で坂の上に見える建物の前に公園の駐車場があり,そこに車をとめたのですが,灯台までの山道よりこの駐車場まで帰ってくるのが結構きつい登り坂でした。この道をそのまま進んでいくと東港側に出ることができます。岡見公園からは城山の北側が展望でき,そこから灯台が見えないかと眺めてみると,【0969】香住港城山灯台は見えない代わりに,【0968.5】香住港沖防波堤灯台が顔を覗かせていました(下右)。

【0966】香住港下浜防波堤灯台は香住港西港の西側にありますが,そこまで回ってきたころにはすっかり暗くなりっていました。【0969】香住港城山灯台の灯火も下から見えています。下浜防波堤灯台の右に【0968.5】香住港沖防波堤灯台も見えています。上では沖防波堤も点灯しているのですが,アップでは点灯した瞬間を捉えられませんでした(下)。残念ながら秋の日は釣瓶落とし,これ以上は諦めて香住港を離れました。

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