0567増毛港北防波堤灯台/0568増毛港西防波堤灯台

旧増毛港北防波堤灯台

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2011/06/23

港の東側から見ると【0568】増毛港西防波堤灯台(左端,緑色の建物の手前)と【0567】増毛港北防波堤灯台はこんなに離れています。西防波堤灯台の上方の丘の右肩あたりに【0566】増毛灯台があるのですが,この写真では確認できません(左端の丘の上に建っているのはアンテナ塔のようで灯台ではありません)。
【追記】西防波堤灯台は2020年7月24日付けの追加表で廃止が公示されました(下記参照)。

2011/06/23

2011/06/23

港の内側から見ると【0568】増毛港西防波堤灯台(手前)の向こう,別の防波堤越しに【0567】増毛港北防波堤灯台の上部だけが見えています。天気が悪くなってきたので,あまりあちこちから狙う余裕がありませんでした。

再訪時,港の内側から両灯台を撮影しなおしました。下左が【0568】増毛港西防波堤灯台,下右が【0567】増毛港北防波堤灯台のアップです。

港の横のレストラン(?)の敷地内にかつてはちゃんとした灯台であったろうと思われるものが立っていました。増毛を通るたびに気になっていたのですが,WEBの情報を得て立ち寄ってみることにしました。

この廃灯台が立っている施設はノールマリーナましけという公共マリーナで,傍の建物はそのレストラン(お食事処「海猫」)です。灯台の根元に来歴を記したプレートがあって(下右)それによると灯台は「……大正15年北防波堤に設置……平成5年その使命を終え……」とありますが,戦前の日本燈台表や東洋燈台表,1949(昭和24)年版の灯台表などには記載がありません。現在の北防波堤のプレートには「初点 昭和4年5月/改築 平成4年10月」と記されていて,この廃灯台の記載と微妙に時期がずれていますが,ノールマリーナましけ(増毛港プレジャーボートスポット)というのは平成6年に供用開始ということなので,港湾施設の一部をマリーナに改造する時,この灯台を廃止移転したのかもしれません。

増毛港3訪。【0567】増毛港北防波堤灯台が遠望ばかりだったので,根元まで近づいてみました。防波堤灯台に到達しようと思うとどうしても上左のような構図になってしまいます。それが嫌で防波堤の反対側に回ることが多いのです。近づいてもあまり面白くありません(上右)。やはり防波堤灯台は横から撮るのがいいですね。でも初点プレート(下左)や頭頂部のアップ(下右)を撮ろうとするとやむを得ない場合もあります。

2017/07/12

上は北防波堤から港の内側を振り返ったところで,右手に【0568】増毛港西防波堤灯台がみえますが,左側の水色のクレーンのそばに,前掲の廃灯台(旧北防波堤灯台?)のも写っています。全体と塔頂部のアップを収めて増毛港を後にしました。

ところが前掲の廃灯台(旧北防波堤灯台?)を訪れた際,港の方を見渡すと,【0568】増毛港西防波堤灯台に足場が組まれているのがみえました(奥に【0567】増毛港北防波堤灯台も見えています)。このときは例によって改修中できれいにペンキを塗り直してもらっているのかと思っていたのですが,帰宅後追加表をチェックしたら,2020年7月24日付けで廃止とあり,私たちが見かけたのは改修工事ではなく解体工事でした。水路通報を確認したら,1管の水路通報24号(2020年294項)に「北海道西岸−増毛港 灯台廃止(予告)/増毛港西防波堤灯台は,廃止される。/廃止予定日 令和2年7月6日」とあり,まさに廃止直後に行きあったことを知り,ちょっとショックでした。写真の塔頂部を見るとすでに灯器は取り外されていて,私たちの訪問後まもなくして解体も完了したものと思われます。

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