0058室蘭港口灯標/0059室蘭港南外防波堤灯台/0059.5室蘭港南副防波堤灯台
0060室蘭港南外防波堤B灯台/0063室蘭港北外防波堤灯台
0063.81室蘭市室蘭港南防波堤西方灯標/0064室蘭港北防波堤灯台/0064.5室蘭港南防波堤灯台
0064.12室蘭港白鳥大橋橋梁灯(C1灯)/0064.14室蘭港白鳥大橋橋梁灯(R1灯)/0064.24室蘭港白鳥大橋橋梁灯(P7灯)

旧室蘭灯台(大黒島灯台)

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従来ひとまとめにしていた室蘭港のページを白鳥大橋を境にして二つに分割しました。このページではおおむね港の外側(0058室蘭港口灯標−0064.5室蘭港南防波堤灯台)を訪問時にこだわらず標識ごとに記載します。室蘭港の内側(0069.5室蘭港第1号灯標−0087.3/31室蘭港中央ふ頭導標)は次のページをご覧ください。

2010/07/20

道の駅「みたら室蘭」からみた大黒島(中央の島)付近で,【0060】室蘭港南外防波堤B灯台(島から左に伸びた防波堤の途中の白灯台,実際は防波堤はここで切れています),【0059】室蘭港南外防波堤灯台(島から左奥に伸びた防波堤の先端に小さく見えています。この角度では短いようですが,反対側から見るとずいぶん長い防波堤です),【0059.5】室蘭港南副防波堤灯台(島の右側ちょっとはなれたところから始まり右へ延びている防波堤の先端の赤灯台),【0063】室蘭港北外防波堤灯台(前記防波堤の途中に小さく見える白灯台ですが,湾の反対側(画面右方)から左に伸びている防波堤の先端にあります)が見えています。大黒島に立っているのは旧室蘭灯台(下記参照)です。

2015/07/11

左が【0060】室蘭港南外防波堤B灯台,右は大黒島に建つ旧室蘭灯台です。前回訪問時現在の灯台表に載っていないので,灯台ではないと思っていたのですが,調べてみたら1887(明治24)年初点,1974(昭和49)年廃止になったれっきとした灯台だったものを室蘭市が保存しているものだということがわかりました。ただし室蘭市ほかの紹介では,すべて「大黒島灯台」の名前になっています。ちょっと気になって調べたものを別ページにまとめました。

2010/07/20

2015/07/11

2015/07/11

大黒島の右側の2灯台【0063】室蘭港北外防波堤灯台(上左側白灯台,下左)と【0059.5】室蘭港南副防波堤灯台(上右側赤灯台,下右)。大黒島の左の【0059】室蘭港南外防波堤灯台はこの位置からではよく見えないので,反対側の白鳥湾展望台からの写真を下にまとめ,その中で掲げます。

2010/07/20

2015/07/11

2015/07/11

上は道の駅とは反対側の白鳥湾展望台から大黒島を望んだところです。中段は大黒島のアップ,下はさらに【0059.5】室蘭港南副防波堤灯台のアップです。道の駅から見た時とはずいぶん印象が変わります。

2015/07/11

2015/07/11

2015/07/11

上は大黒島の西側に伸びる防波堤の先の【0059】室蘭港南外防波堤灯台(左の赤灯台,下左も)とそれと向かい合う【0063】室蘭港北外防波堤灯台(上右の白灯台,下右も)です。バックに見えているのは駒ケ岳,北外防波堤灯台の外側に【0058】室蘭港口灯標が見えています。下にそれぞれをアップにしてみました。どちらにも灯台の横に釣り人がいるのが驚きです。

2015/07/11

白鳥湾展望台から白鳥大橋を望んだところです。前回訪問時はぼんやりしていて,肉眼ではわからなかった【0064】室蘭港北防波堤灯台(橋の下に左から伸びた防波堤の先の白灯台)がはっきりわかります。右側の橋脚を回り込むようにして延びている防波堤の先端の赤灯台が【0064.5】室蘭港南防波堤灯台です。さらにその右側(青いガスタンクの手前)に【0063.81】室蘭市室蘭港南防波堤西方灯標も確認できます(とはいってもこれは撮影時には気がつかず,帰宅後整理している時に写っているのがわかっただけで,アップの写真は撮り損ねています。いずれと思っていたら2019年7月26日付けで廃止になってしまいました)。そこで,橋の反対側(南側)にわたって,もう少し接近できないか探ってみることにしました。

2015/07/11

2015/07/11

2015/07/11

白鳥大橋の南端近くに「白鳥大橋展望台」というところがあり(上左),そこから白鳥大橋の下の2灯台がよく見渡せました(上右)。ここから見ると釣り人が岸壁まで入っているので,もう少し近づけたかもしれませんが,今回は港の内側も見渡したかったので,ここで何枚か写真を撮りました。下左が【0064】室蘭港北防波堤灯台のアップ,帆のような形のものが取り付けられています。下右が【0064.5】室蘭港南防波堤灯台のアップです。やっぱり釣り人がいます。

2020/07/02

前回見落としがたくさんありそうで,「白鳥大橋展望台」に再度登ってみました。あいにくの天気で白鳥大橋は霧にかすんでいますが,前回コンクリートミキサーが走り回っていた南防波堤の付け根辺りはがらんとしていたので,車で近づいてみました。

釣り人がたくさんいる南防波堤を辿って,【0064.5】室蘭港南防波堤灯台に到達(上左)。灯器のアップ(上右)と初点プレート(下左)も撮ることができました。防波堤を辿る途中の屈曲しているところに円形の構造物の跡が見えました。防波堤を伸延する以前はここに南防波堤灯台があったのではないでしょうか。

南防波堤灯台から【0064】室蘭港北防波堤灯台を見てみましたが,天気が悪いのとバックがごちゃごちゃして見難い写真しか撮れませんでした。

南防波堤から見上げると白鳥大橋に橋梁灯がいくつか見えました。航路標識に「橋梁灯」というジャンルがあることは知っていましたが,そこまで手を広げるつもりはなくて,これまで無視してきました。今回比較的間近に見ることができたので,いくつかをアップで撮ってみました。

上左が【0064.12】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(C1灯),上右が【0064.14】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(R1灯),下が【0064.24】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(P7灯)です(灯台表には「……本灯4個を橋脚部,橋脚基部中央,両端に各設置……」と書かれていて,橋脚基部の2基は確認できましたが,他の2基はよくわかりませんでした)。元来興味を抱いていなかったので下調べもしておらず,【0064.1】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(L1灯)は撮り忘れています。また【0064.13】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(C2灯),【0064.15】室蘭港白鳥大橋橋梁灯(R2灯)は灯台表の明弧の記載からして同じ位置の橋の反対側に設置されていると思います。いずれにしても「橋梁灯」を積極的には追及していくつもりはないのですが,今回のようにほんのたまたま写真に撮れて同定もできた場合には掲載するかもしれません。

2011/07/12

上に掲げた白鳥大橋の写真も霧がかかっているけれど,何年か前に室蘭を訪問した時にはご覧の通りの濃霧(この写真は白鳥大橋を渡ろうとしているところを車内から撮影)で,灯台はおろか目の前の道すらおぼつかない有様でした。北海道南岸〜東岸は特に夏場に濃霧の日が多く,昼過ぎまで待てば晴れ上がる日もあるようですが,天気予報では濃霧注意報は出っ放しのことが多いようです。北海道の灯台巡りは霧との戦いです。

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