アカザ(藜)/シロザ(白藜)
Google検索 アカザ:219,000/シロザ(白藜)25,600 (2014/12/07)

2004/06/26
アカザの若い株です。春先の若芽には赤い粉がふいていて,中心部が赤く染まって見え。まるで花のようです。

2014/05/24
一方左のように白い粉(少しピンクがかっていますが)をふくものをシロザといいますが,どうやら,アカザとシロザ,同じ種のようです。諸説あるようですが,植物名としてはシロザがふさわしく,世間的には有名なアカザのほうがシロザの一変種ということのようです。もっとも,分類学上はアカザ科(ヒユ科)アカザ属シロザということで,科や属はアカザが採用され,種の名前だけがシロザということになります。

2014/05/26
実際の群生を見てみると,アカザもシロザも混生していて,中間的なピンク色の株もよく見かけるので,厳密に区別をつける必要はないと思います。しかも,春先を過ぎて葉が成長するとこの着色も褪せてしまい,そうなると区別をすることすら不可能です。ちなみにホウレンソウに近縁の種で,柔らかい間は野草として楽しめるとのことです。ホウレンソウと同様蓚酸を多く含むので茹でこぼすなどの処理が必要と記されていますが,あまりおいしそうではないのでまだ食べたことはありません。

2008/09/28
したがって花が咲くころには,両者は区別できません。

2008/09/28
アップにしてみましたが,あまり興味をひくような花ではありません。まあ,こんな写真が撮れました,ということで。

2008/09/28

2008/10/18
秋も深まると全体が赤く色づきますが,これがアカザだからではありません。春先以外はアカザ,シロザの区別は無用ということです。
野草として若芽を食用にする以外に,太く硬くなった茎を杖に仕立てる,という記載がWEBに多くみられます。上手に育てれば,そんなに太く大きくなるんでしょうかね。杖にできるほどの株を見てみたいものです。
野草として若芽を食用にする以外に,太く硬くなった茎を杖に仕立てる,という記載がWEBに多くみられます。上手に育てれば,そんなに太く大きくなるんでしょうかね。杖にできるほどの株を見てみたいものです。