この木の実が食用になることから，かつて飢饉に備えてこの木を植えるよう法令が発布されたというのが名前の由来とのことです。花のない時期に見ていると，そんなに由緒ある木には見えませんが，花は結構豪華です。花穂がいっぺんには開かないので，穂先がまだ蕾のころが見ごろでしょう。

　穂先まで咲ききると，花穂の根元のほうはもう枯れてきます。

　

　

　花が枯れるとここに小さな実がなるのですが，とても飢饉のときに役に立つようには思えません。