マレーシア

 

【ワン・ファザム・バンク灯台】ワン・ファザム・バンク灯台(One Fathom Bank Lighthouse)はクラン港の沖合約45㎞(直線距離,航路では60kmくらい)の海のまん中にたつユニークなスタイルの灯台ですが,なんとこの灯台の中心にあたる床にメンテナンスホール(マンホール)がありました。「Indah(マレー語で「美しい」) Water」と書かれていて,この語で検索してみたらマレーシアの会社がヒットして,Wに特徴のある文字もロゴとして載っていました。常駐する灯台守(lighthouse keeper)のための貯水槽の蓋だということです。この灯台についてはこちらをご覧ください。このメンテナンスホール(マンホール)がマレーシア旅行で最初に出会ったメンテナンスホール(マンホール)でした。

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【Malacca】古都マラッカの市内でJPPと書かれた蓋を見つけました。JPPはJabatan Perkhidmatan Pembetunganの略で「下水道サービス課」の意味です。国の機関のようなので,マラッカに限らず全国にあるのでしょう。右のものは左に書かれている「危険入るな」という注意書き(上部はマレー語,下部は英語で内容は同じです)がないタイプ。JPPの下に入っているのはマレーシアの工業製品の標準化・品質管理を認証するSIRIM認証のマークです。

【Malacca】PAMという文字とLYEの文字が十字手裏剣の一部のようなマークの周囲に配されたロゴ(LYE Manufacturing Sdn Bhdという会社のロゴであることが分かりました。Engtexという会社の子会社でHPのグループ企業の紹介にこのロゴを掲げた工場の写真が載っています)が入っています。なぜか赤く塗られた通常サイズのものと,小さなハンドホールが何種類か見つかりました。上左には上部に英語で「MADE IN MALAYSIA」,下部にマレー語で同じ意味の「BUATAN MALAYSIA」と書かれています。また下左の下部には「LYE 666 D.I VALVE CHAMBER」という文字が入っています。

【Malacca】マラッカ市内にあった「L」とだけ書かれた角型の小型蓋。さすがにこれだけの情報では何もわかりません。

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【Kumbahan(下水)】マレーシアの標準的な下水蓋と思われます。中央に大書されているのはマレー語で下水の意,上掲の「JPP」と同じ文言が上下に入っています。ここに掲げた二つはほぼ同じですが,左のものには中央にSIRIMマーク,右端側に「Lum Tseng Engineering SDN. BHD.」という文字が入っていたので,これを検索してみたら南成行程有限公司Lum Tseng Engineering SDN. BHD.という会社にヒットしました。マレーシア北部のペナンにある鋳造メーカーのようです。右は何も入っていないので他のメーカーと思われます。

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【Kuala_Lumpur】首都クアラ・ルンプールで見つけたもので,左は「Maxis」という携帯電話会社のもので,この通信会社のロゴが右上に入っています。この蓋も右縁に上記と同じ「Lum Tseng Engineering SDN. BHD.」の文字が入っていて,こちらには上記HPにあったロゴも入っていました。右はマレー鉄道クアラ・ルンプール旧駅で見つけたので,MRはMalayan Railwaysだろうと思います。残念ながらバイクが駐車していましたが,デザインはほぼ分かると思います。

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【Putra Jaya】プトラ・ジャヤは過密化したクアラルンプールの首都機能を移転するために開発された新しい計画都市で,ほとんどが政府機関とその職員に占められています。ここで初めて地名入りの蓋を見つけました。上左は「PEMBETUNGAN(マレー語で下水道の意)」,上右は「ELEKITRIK(電気)」と書かれています。こちらは芝地にあって台座がむき出しになってしまっていますが,隣にあったちゃんと縁まで埋まったものは文字が見難かったので,たまには土台が見えるのも一興かと思いこちらを掲げました。下は小型の角蓋で,「CATHODIC PROTECTION/TEST BOX FACILITY」と書かれているので「電防」の蓋ですね。

今回のマレーシア旅行はマラッカ以外の街歩きはほとんど出来なかったので偏った採集ですが,代表的なものや珍しいものをいくつか撮影できて満足でした。

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