7224黒島灯台

 

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【7224】黒島灯台。黒島の南端,港のちょうど反対側に立っています。塔本体はスリムなので,取り付けられたはしごが目立ちます。黒島港には灯台はなく,付近には灯標(立標)が2基立っていますが,それらについてはこちらをご覧ください。

黒島はほとんどまっ平の島で,人口200人に対し牛が数千頭いることで知られています。港でレンタサイクルを借りて島を南北に突っ切る広い牧場の中の道を進んでいくと(上左)突き当りに灯台の案内標識があって藪の中に灯台の頭が見えてきます(上右)。道はT字路のように見えますが,角の案内標識から左に曲がるとすぐに道は途切れて灯台への踏み分け道が続いています(下左)。道から入ったところは藪が灯台の周りに迫っていて広くはないのですが(下右),灯台の正面方向から海側に出ることができます。一番最初に掲げたものは,海側の岩場から見たところです。

写真は灯台から海を見渡したところです。海岸からは少し高くなっているので,海には出られません。沖に白波が立っているところはサンゴ礁で,その外側と内側で色が変わっているのがわかります。この岩場は実は岩ではなく穴のあいたサンゴの塊りなのでした。
観光ガイドブックには,「黒島を自転車で一周しても,1時間もあれば十分」と書かれていて,帰りの最終便まで1時間半あれば大丈夫かと思ったのですが,実際には,港からひたすら灯台を目指して写真だけ取り,大急ぎで港まで引き返して1時間10分くらいかかり,ようやく最終の石垣行に間に合ったのでした。時間があれば島の中心あたりの古い街並みなどをゆっくり見たかったのですが,残念でした。

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