5710元ヶ鼻中瀬照射灯

 

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【5710】元ヶ鼻中瀬照射灯は佐伯港沖の大入島(おおにゅうじま)にありますが,港からはちょっと離れています。険しい山の上にあって木々に囲まれ海は見えません。写真が撮れるのもほぼこの角度だけでした。

2018/04/21

大入島に上陸し【5711】トオドオ鼻灯台を訪問後,左回りに海岸沿いの道を進んでゆくと「荒網代(あらじろ)隧道」というトンネルがあって(上左),その手前の右手に史跡「東島古墳石棺」の案内板があります(上右の画像クリックで拡大表示)。道沿いの石垣が古墳と照射灯への入口でここを登っていくと踏み分け道があるようなないような(下左)。しばらく傾斜の厳しいざらざらした登りをほとんど四つん這いで登っていくと途中で道を見失ってしまいましたが,そこで傾斜のちょっと上を見てみると……

コンクリートの細い道が見えました(上左)。この道までよじ登り辿っていくとしばらくして階段が見えてきて(下左),この階段を登ったところでようやく照射灯が見えてきました(下左)。トンネル脇の上り口から10分足らずですが,掴まるところもない途中の傾斜と最後の階段のきつかったこと。ついてみれば展望は開けず,照射灯も撮影場所が限られています。案内板にあった古墳の石棺というのも埋め戻されているらしく小さな石の祠があるばかり(下右)。史跡も照射灯もあまり訪れる人もないようでした。

2018/04/21

下ってきてトンネルを通り抜けたところから見渡すと照射灯の標柱が見つかりました(上,の↓の位置,下左)。
私たちは折り畳み自転車だったのでそのまま道なりに進んで大入島のまん中の括れたところからトンネルを越え「堀切」という船着場からマリンバスに乗って佐伯港に戻りました。一周17Kmですから歩いて【5711】トオドオ鼻灯台と【5710】元ヶ鼻中瀬照射灯を回れないこともありませんがちょっと距離があります。佐伯港から出ているマリンバス(本当にバスみたいに乗客がいないと港に停船しないで通り過ぎてしまいます)でこの堀切に渡ると目の前の食彩館というところにレンタサイクルがあるので,これを利用するといいかもしれません。下右の写真に写っている案内地図の下半分を下右画像のクリックで拡大別窓表紙しますが,この地図に灯台と照射灯の場所を加筆しておきました。この島は「九州オルレ」の大入島コースというのになっていてその案内はいっぱいありますがそのコースは島の西半分に偏っていて役に立たず,港で貰ったもう一つの観光マップはデフォルメがひどくトオドオ鼻の位置すらわかりませんでした。

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