2407城ヶ島灯台

灯台型交番(三崎警察署城ヶ島駐在所)

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改築中の【2401】安房埼灯台定点観測のついでに,久しぶりに【2407】城ヶ島灯台に寄ってみたら……。「日本初のラッピング灯台」だそうです(左)。こういうのが「映える」ということなんでしょうかね。付属舎の側面にももう一つのペイントがありました(右上下)。「JOGASHIMA」という文字で描かれた島の地図の両端に赤いハートで「JOGASHIMA LIGHTHOUSE」と「AWASAKI LIGHTHOUSE」の位置を示し,それをつなぐ水仙ロードが赤く記されています。灯台の玄関に「灯台カードデジタル」の案内と並んでイラストの説明も貼られていましたが,大した情報は書かれていません。

灯台に至る階段の壁面にもう一つイラストがありました(左)。ラッピングの左下の隅の魚をくわえた猫と同じ猫の絵柄の周囲に「SAZAE」とか「DIVING」とか「AJISAI」とか「KITAHARA HAKUSHU」(!)とか書かれています。「UMANOSE DOUMON」とか「AKABANE KAIGAN」があるのに「AWASAKI」はありません。
灯台の付近は水仙畑になっていて(右)訪問時はちょうど満開で灯台の周辺には水仙の香りが強く漂っていました。訪問時より十数日後に水仙まつりに合わせた灯台の一般公開があるのですが,その頃には水仙も盛りを過ぎているかもしれません。

2012/12/09

島内にはいたるところに「灯台」の案内がありますが,単に「灯台」と記されているのは【2407】城ヶ島灯台のことで,同じ城ヶ島の灯台でも安房埼灯台は県立公園の一部にしか案内がありません。城ヶ島灯台は京急三崎口から城ヶ島行きのバスの終点からすぐですが,先に安房埼灯台(県立城ケ島公園)へ行ってそこから水仙ロードという遊歩道を辿って海側から城ヶ島灯台に向かうのがお勧めです。上の写真はその遊歩道の終点付近からのものです。

2011/10/31

2012/12/09

2011/02/23

城ヶ島灯台の周囲は公園になっていて,上左がその入口です。階段を登っていくと噴水池やら花壇やらのある広場があり(上右),そこから灯台の頭が見えてきます。左側の階段を登り灯台の周知板のある門を抜け(下左,画像クリックで周知板を別窓拡大表示)るとまた花壇になっていて,水仙がたくさん植えられていて,季節にはよい香りに包まれます(下右)。

2011/02/23

2011/10/31

2012/12/09

2009/01/03

上左のプレートにある通り,初点は明治三年でヴェルニー灯台の一つですが,震災後に倒壊し改築されています。灯台の横を抜け裏側に回ってみるとまたしても広場があります(下左)。この写真の右の方にある輪のようなものは点灯120年記念碑で,左側には三浦市による前史を含めた解説板もあったので灯台の周知板と一緒に別窓に表示します。灯台の裏側は京急ホテルの敷地になっていて,そこを通り抜けると再び磯に出ることができます。下右は磯から灯台を見上げたところですが,灯台の周囲には土産物屋や食堂がたくさんならんでいます。

特別公開に合わせて訪問しました。以前たまたま通りかかった時にも特別公開をしていたのですが,折からの強風で急遽中止になったところに通り合わせたので,今回は思い設けての訪問です。城ケ島の水仙まつりに合わせての特別公開だと思うのですが,灯台前のスイセンの花壇は手入れが行き届かず今年は枯れた雑草に覆われていて,香りもあまりしませんでした。

2017/02/12

2017/02/12

途中から鉄の階段になります。上左は下から見たところ,上右は最後ののぼりです。ここを登り切ってテラスに出ると,富士山や江の島,【2408】三崎港南防波堤灯台と【2410】三崎港北防波堤灯台から遠く【2412】諸磯埼灯台までが見渡せました(下)。

上左は4等レンズをテラスから覗いたところ,上右と下左は灯ろうの中側から見たレンズですが,もっと短焦点のレンズを使わないとうまく撮れません。下右はレンズの下の水銀槽と免振装置。

2017/02/12

2017/02/12

階段よこの部屋ではLEDの灯器や全国のデザイン灯台の写真などを展示,うみまる君も出張してきていました。最後に裏庭からもう一度灯台を振り返って,普段とは打って変わってにぎわっている灯台を後にしました。

2014/01/05

灯台と城ケ島大橋の中間あたりに,灯台型をした交番があったのを思い出しました。あまり灯台らしくないけれど,類似建造物の一つとして掲げておきます。

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