ユリ科シオデ属のつる性植物で，これはまだ若芽のころで蕾も固く小さい頃。シオデの仲間だというのがよくわかります。何首烏（かしゅう）というのは薬草のツルドクダミの中国名で，それに似るからこの名前が付いた，ということです。茎には結構な棘が生えています。

花の目立つ植物ではないので，なかなかいい花の写真が撮れません。この花は終わりかけで実の部分が膨らんでいます。雌雄異株でこれは雌花，雄花はまだ見かけていません。もっと花の写真を撮ってから掲載しようと思っているうちにずいぶん時間が経ってしまいました。でも満足のいく花の写真が撮れるのはいつになるか分からないので，不十分ですがかりそめのものを掲載することにしました。

まだ小さい実。

大きさは十分でもまだ青い実です。

熟した実がたくさんなっています。このころが一番目立つので，黒い実はたくさん写真に撮りました。

ヤマブトウに似ておいしそうですが，食べられるという記事はありません。