タカサブロウ(高三郎)
Google検索 ウェブ:36,700 (2014/12/07)

2014/09/22
田んぼの畔に生える雑草で,それほど目立つ花ではないのですが,名前のインパクトが強烈でした。茎を切って置いておくと黒い汁が出て,字が書けることから墨斗草(ぼくとぐさ)の別名があり,昔,高三郎なる貧乏な武士が,この草を使って習字をしたから,その名が付いた,という説があります。ほんとかどうかわかりませんが,よくできた話で気に入っています。そのほか,目の爛れにこの草が薬効があることから,タダレメソウが転訛して語呂のよいタカサブロウになった,という説もあるそうですが,これはどうかなあ。

2010/09/12
ピントが合っていませんが,花の奥にある緑色の玉のようなものが実です。

2010/09/12
ここにも実が写っていますが,やはりピンボケ。花にピンを合わせることに精いっぱいで,こんなところに実がついているとは気が付きませんでした。

2014/09/08
手持ちの図鑑には載っていなかったのですが,外来種のアメリカタカサブロウなるものが近年はびこっていて,関西以西ではほとんどが,それだとか。何だか,そんなのばっかりです。同定がかなり難しそうで,これがどちらかはわかりませんが,ここでは在来純国産,ということにしておきましょう。

2014/09/08
同じような写真が並んでいるのは,いい写真が撮れなかった証拠です。