アヤメ(菖蒲、文目)

 

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2004/06/05

 ほんとうにこれは野生だろうかというカテゴリーのビッグ3の一つ。ところが畦に群生しているアヤメを,農家の人は刈り払い機で刈り取ってしまうのには唖然としました。もちろん,刈り払われた中からよさそうなものを選んで我が家の食卓を飾ったのはいうまでもありません。
 農家の人のために弁明しておけば,彼らが花に無関心なのではありません。ヤマオダマキサクラソウナデシコなどは,しっかり刈り残して,その花を愛でているのですが,アヤメはあまりにはびこりすぎるということでしょう。
 それほどに,このへんではいくらでも生えています。図鑑にも,いたるところにあるアヤメ平という地名はみなアヤメの群生地だと書いてあって,それほど珍しいものではないそうですが,やはり都会者には,その群生は驚きです。

2004/06/05

 菖蒲と書いてアヤメと読むのだそうです。ショウブも菖蒲と書きます。このショウブはサトイモ科でアヤメ科のハナショウブとは別種だそうです。おまけに,ハナショウブはノハナショウブの園芸品種だそうです。園芸品種ができる前はノハナショウブはなんと呼ばれていたのでしょう。ノハナショウブがハナショウブの野生化したもの,というなら納得できますが,日本橋川と同じで,名前の付け方の後先が違う,と文句をつけたくなります。これにカキツバタが絡んでくると,何がなんだか,頭がぐるぐるしてしまいます。カキツバタは杜若と書きますが,これは本来ヤブミョウガのことで,混同されたそうです。
 それほどに,古来親しまれ,かかわりが深かったということでしょう。そういう花が身近にどっさり咲いているのはとてもうれしいことです。

2007/06/10

2005/06/19

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