F1578クアラ・スランゴール灯台Kuala Selangor (Altingsburg) Lighthouse

F1586Pulau Angsa Lighthouse

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2019/06/21

【F1578】クアラ・スランゴール灯台(Kuala Selangor (Altingsburg) Lighthouse)。Melawatiという丘の上の自然公園の中に立っています(公園の入口に灯台型の時計塔があって,そこに「SELAMAT DATANG TAMAN ALAM KUALA SELANGOR(ようこそクアラ・スランゴール自然公園へ)」と大書されていました)。灯台は通常解放はされていないのですが,手続きをすれば入場可能ということです。正門の横にマレー語と英語で灯台の解説が書かれた案内板がありました(左の画像クリックで別窓拡大表示)。緑の瓦屋根の下にも海事局の案内板がありましたが,写真を撮り損ねて,詳しくは何が書かれているか分かりませんでした。右上は少し離れて塔頂部がよく見えるところから。2段構造で下部はコンクリート製,すらっとした上部は鉄製のようです。大きなレンズが入っています(右下)。

灯台の横にミニミュージアム(灯台資料館ですね)があり,さまざまな灯器が展示されています。日本の灯台資料館でもよく見るけれど,何となく形が少し違っているのが興味を引きます。でもレンズの光に照らされて子どもたちの絵が展示されている(下左)のは,日本と似ていますね。

2019/06/21

2019/06/21

上左は灯台の入り口,建設年の「1907」という数字が書かれています。数字の下に何かプレートがあったけれど(上右),初点プレートであるわけがなく,何だか分かりませんでした。下部の階段は穴あきブロックのような構造物で(下左)上部は鉄製の壁に鉄製の階段です(下右)が今回はまん中のバルコニーまでで,レンズのある塔室までは登らせてもらえませんでした。

バルコニーに出ると遥か彼方に二つの島が見え(上左),その右側の島に灯台が立っていると海事局の方に教えていただきました。無理やり望遠を拡大したのが上右で,後程お伺いしたら,【F1586】Pulau Angsa Lighthouseだと教えていただきました。足もとに眼をやると,同じ公園内のクアラ・スランゴール郡歴史博物館(Historical Museum of Kuala Selangor District)の建物の前に大砲が並んでいるのが見えました。この博物館にも行ったのだけれど,歴史は結局殺戮の連続です。どうも血生臭い話は苦手なので博物館は早々に退散し,ヤシの木と国旗がアクセントになった灯台の全体像などを狙ってみたりしました(下右)。

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