6968.5伊延港導灯(前灯)/6968.51伊延港導灯(後灯)

 

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与論島から沖永良部島に渡るフェリーの到着が強風の影響で和泊港から伊延港に変更されたので,島に上陸してさっそく【6968.5/6968.51】伊延港導灯にお目にかかることになりました。前灯は沖永良部島の名産,エラブユリを象っており,導灯としては唯一のデザイン灯台です。フェリーの到着した桟橋の入り口付近からの展望です。

【6968.5】伊延港導灯(前灯)は港の入り口近く県道620号沿いに立っているので,近くの食堂の駐車場らしきところに車をとめさせてもらいました。前灯の裏側にまわると(上左)初点プレートが見つかりました(下左)。初点プレートには揮毫者の小学校6年生の男の子の名前が刻まれていました。灯器を見るためには海側にまわらねばなりません(上右)。花弁のオブジェが邪魔になってあまりよく見えませんが,黄色い矢印型の頭標と長方形の灯器も確認できました(下右)。

【6968.51】伊延港導灯(後灯)は前灯からだいぶ離れていて,前灯から歩いていこうと思ったら途中崖になっていて無理そうなので,海岸通りより一本上の道まで車で移動,後灯のすぐ横に車をとめることができました。広い草原の中に立っていて,こちらにもきちんと初点プレートが設置されています(下左)。こちらの揮毫者は同じ小学校6年の女の子です。頭標は前灯と違って白い矢印型です(下右)。もっとも灯台表にはどちらも「白三角形頭標付白塔形」と記されています。

沖永良部島で夕景を見るチャンスは1回だけなので,翌日の夕方どこで夕陽を見ようかと検討した結果,【6968.5/6968.51】伊延港導灯に灯が入ったところを見ようということになりました。【6968】ヤクニヤ埼灯台【6964】国頭岬灯台もプロのカメラマンの手になる素晴らしい夕景写真が知られています(岡克己著『ニッポン灯台紀行』参照)。

そんなわけで夕日に映える【6968.51】伊延港導灯(後灯)(左列)と【6968.5】伊延港導灯(前灯)(右列)です。車はフェリーターミナルの駐車スペースに止めて港の入口にある展望台?から両灯の全体と灯の入った灯器のアップを撮りました。

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