4965三机港須賀防波堤灯台

 

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【4965】三机港須賀防波堤灯台を訪れたとき,灯台の向こうを奇妙な霧が流れていきました。山から流れ下っているように見えますが,実際は三机港側の海面で発生した霧が半島の低いところを越えて南側(宇和海側)へと抜けていくところです。地元の方に伺うと,年に1~2回,この季節におこるのだとのことで,結構珍しい現象のようです。有名な肱川あらしも比較的近くなので,同じような現象でしょうか。港の対岸の岬に【4964】襖鼻灯台が霧に見え隠れしていました。

2013/04/18

防波堤の根元は須賀公園という大きな公園になっていて(上),車をとめるのに苦労はありません。そこの駐車場からのんびりと防波堤を歩いていくと,灯台の手前に海保の巡視艇が停泊していました(下)。私たちはのんきに灯台を見て回ったり,珍しい霧だと見とれたり,いろんな花が咲いていると能天気に喜んだりしていますが,巡視艇では船首に据えられた機銃(?)のあたりに人が集まっていて,整備か訓練か分かりませんが,日本周辺の海域での剣呑な雰囲気がこんなところにも不穏な空気をもたらしているように思われました。

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