旧田辺港丸山灯台(丸山灯柱/丸山灯台)
2922田辺港斎田山導灯(前灯)/2923田辺港斎田山導灯(後灯)

2915田辺港斎田埼南方灯浮標/2920田辺港アボセ灯浮標

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1996年(平成8)年12月5日廃止になった田辺港丸山灯台。20年以上も前に廃止になったとは思えない姿で,レンズもまだ残っているように見えます。この灯台,初点など詳細は不明ですが,以前は「丸山灯柱」あるいは単に「丸山灯台」(1991年に名称が変更されて「田辺港」が付いたらしい)と呼ばれていた時代もあるようで,そのうち詳しく調べてみたいと思います。丸山は天神崎の先にあって,周囲は公園のようになっているようです。【2924】田辺港江川西防波堤灯台が立つ長い防波堤の付け根の空き地に車をとめて徒歩で向かいましたが,結論からいえば,そのまま車で進んでも止めるところはいくらでもありました。

丸山の左側(東側)に見えていた【2920】田辺港アボセ灯浮標。

少し西側に移動してみると丸山の右側(西側)に【2915】田辺港斎田埼南方灯浮標,【2918】田辺沖ノ島灯台,【2914.5】京都大学田辺中島高潮観測塔灯)が並んでいます。訪問時は写真のように潮が引いていたので徒歩で丸山に渡ることができそうで,多分灯台まで登れたと思います。灯台に到達してもよい写真が撮れそうもなく,無理はしないことにしたのですが,帰ってきてからやっぱり登っておけばよかったかなあ,などと後悔しています。

【2915】田辺港斎田埼南方灯浮標(上左),【2918】田辺沖ノ島灯台(上右)および【2914.5】京都大学田辺中島高潮観測塔灯。田辺沖ノ島灯台と京都大学田辺中島高潮観測塔灯は【2913】番所鼻灯台からよく見えたので,そちらに記載しました。

丸山灯台から車をとめたところへ戻る途中で【2922~2923】田辺港斉田山導灯が見えてきました(上)。途中に「日和山入口」という階段があったので(下左)登ってみると尾根まで上がったところで後灯が見えました(下右)。

踏み分け道を少し進んだところで,前灯の頭部も見えてきましたが,間には深い谷があって前灯まではとても行けそうにありません。

やむを得ず両者の頭部をアップにしてみました(左上:前灯,左下:後灯)が,導灯を背面から撮ってもしょうがないですね。かろうじて後灯の全体像を撮ってみましたが,これも後ろ姿です(右)。

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