2913番所鼻灯台/2914四双島灯台
2918田辺沖ノ島灯台/2914.5京都大学田辺中島高潮観測塔灯

 

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南紀随一の観光地白浜の南白浜道路(県道43号)沿いにフィッシャーマンズワーフ白浜という新しそうな観光施設があって,そこから【2913】番所鼻灯台と【2914】四双島灯台が見えました。上の写真ではよく分からないので,下にそれぞれをアップにしてみました。番所鼻灯台の手前に黄色い灯浮標が見えますが,灯台表には記載がありません。

2014/03/25

2014/03/25

【2913】番所鼻灯台へ(上左)。正面の門の前には燈光会の周知板もありました(画像クリックで別窓拡大表示)。灯台はそれほど大きくありませんが,周囲は樹木が茂っていて全体が納まるような写真は取れませんでした(子供たちが灯台の周りではしゃいでいて,いつまで待ってもどいてくれなかったので,写真が撮りにくかったこともあるのですが)。とりあえず,初点プレートだけは撮って退散しました。
【追記】初点プレートは「昭和二十年」に見えますが,周知板には「昭和三十年二月に建てられ……」と記されており,昭和24年版の灯台表にも記載がないことから,これは「昭和三十年」であろうと思われます。考えてみれば,戦争末期の20年2月に新しい灯台ができるわけもありません。

2014/03/25

2014/03/25

2014/03/25

南白浜道路(県道43号)を北上し,番所鼻の付根から岬の先端方向に折れて京大白浜水族館(耐震工事のため休館されていました)を通り過ぎると,南方熊楠記念館の駐車場があります(上左)。付近は番所山という公園になっていて,南方熊楠記念館は園地内にあります。駐車場から記念館の横を抜けて(上右),園地の中を進むとあちこちに灯台の案内板があります(下左)。訪問時は工事中だったのですがちょっと失礼して灯台を目指して進むと,灯台の手前に大きな展望台があって(下右),そこから【2914】四双島灯台がよく見えました。

2017/03/24

番所鼻再訪。子どもたちがいなくてもやっぱり林の茂みが邪魔で灯台の全体像は撮れません。しかも逆光で灯器の形もはっきりせず。再訪の甲斐もないけれど,公園内の工事は終わっていて灯台まですんなり通れるようになっていたし,今回は南方熊楠記念館もしっかり見学することができました。

2014/03/25

2014/03/25

番所鼻灯台の手前の展望台から見た【2914】四双島灯台。機械室が灯器のすぐ下に設置されたタイプで,頭でっかちのスタイルです。ここにも釣り人の姿が見えます(上の写真の灯台の右方に二人?)。

田辺港側の展望が開けたところから,【2918】田辺沖ノ島灯台と【2914.5】京都大学田辺中島高潮観測塔灯(黄色の塔ですが,灯台表には塔形の記載がありません)が見えました。

上は【2918】田辺沖ノ島灯台のアップですが,驚いたことにこんな沖合いの孤島に釣り人がたくさん。下左に灯台の部分をトリミングしてみましたが,灯器の形はよく分かりません。これも機械室は塔頂近くに設置されているものと思われますが,すっきりとしたデザインで,できれば間近に見てみたいですね。
下右に拡大したのは【2914.5】京都大学田辺中島高潮観測塔灯。京大の学者さんが研究論文でこの観測塔の写真を公開されていたので確認できました。

2017/03/24

2017/03/24

再訪時の【2918】田辺沖ノ島灯台のアップ(左)と【2914.5】京都大学田辺中島高潮観測塔灯のアップ。前回より光線の具合がよかったので前回と変わらないけれど,並べてみました。

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