2824方座浦指向灯

 

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2016/02/09

2016/02/09

国道260号から方座浦港に向かい,港を左側にまわりこんで方座浦の集落を抜けさらにもう一つの湾を回り込んだ先に【2824】方座浦指向灯の入り口があります。途中,【2822】吉津灯台から峠を抜けてくる山道が合流するはずですが,気がつきませんでした。さて二つ目の湾を回り込んでいくとついに舗装がなくなりますが,まだわだちは続いています(上左)。少し広くなっているところに車をおいて堤防沿いに進むと(上右の上)すぐに行き止まりになり,そこから左に登っていく山道がありました(上右の下)。整備されているとはいいがたいのですが,軽トラックなら通れそうな山道です(下左)。5分弱で【2824】方座浦指向灯に到着。指向灯の横に廃屋があって不気味です(下右)。

正面から撮るとどうしても廃屋が入ってしまい,指向灯自体も汚れきったありさまで一段と不気味です(左)。初点プレートだけはくっきりと文字を読み取ることができます(右)。

無理に廃屋を避けて全体像を撮ろうとしたのが左です。指向灯らしい変わった形にこの汚れ方は残念です。裏にまわってみると灯器自体までは見えませんが,大きな四角い窓の中にちらりと灯器らしきものが……(右上)。廃屋の窓が割れて周囲にガラスが散らばり,そこに照射灯の灯器のようなものが捨てられていて(右),荒れ果てた感じです。海を照らすサーチライトか何かでしょうか,この廃屋は海保の管轄のものではないと思うのですが。全国で指向灯は17基(海保のHPによる。私がざっと灯台表を調べたところでは28基)しかない,貴重な標識ですから,もう少し大事にしてもよいのではないでしょうか。ここまで気分良く灯台巡りをしてきましたが,こういう場面に出会うと悲しくなります。

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