2785麦埼灯台/2786片田港南防波堤灯台
2787大長磯灯標/2791布施田灯標

(2789四丈北東方灯浮標/2790渡リ黒ミ灯浮標)

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2016/02/08

【2786】片田港南防波堤灯台(上)とそのアップ(下左)です。現地では気がつきませんでしたが,この後訪れる【2791.1】和具港沖防波堤灯台が左端にかすかに写っています。この港のそばに片田漁港小公園があって,トイレも整備され,未舗装ながら駐車スペースもあります(下右)。
【2785】麦埼灯台は片田漁港から辿るのですが,港に着くのに大層細い道で入り組んでいて,カーナビがとても通れないような細い道を指示するので難儀しました。後知恵ですが,深谷水道方面から来た場合,志摩片田郵便局で左折するのが片田港への近道なのですが,ここを直進し,かなり先まで行くと片田漁港入り口という交差点があります。ここを左折すればすんなりと漁港の公園につくことができます。

港の方を眺めると逆光で全部黒い棒にしか見えませんが,大島・小島を挟んで【2787】大長磯灯標と【2791】布施田灯標を確認することができました(上)。中段は【2791】布施田灯標付近のアップです。この灯標は緑色なのですが画像を調整しても色はわかりません。灯標のすぐ右に見えているのは赤色の【2790】渡リ黒ミ灯浮標(かすかに赤色がわかります),ずっと左側に緑色の【2789】四丈北東方灯浮標(こちらは色はわからず)が見えていました。下は【2787】大長磯灯標のアップ。これも緑色の灯標なのですが,全く色がわかりません。みんな残念な画像なのですが,一応見えたということにしておきます。

2016/02/08

2016/02/08

小公園の付近(左)には白と青の「麦埼灯台→」の案内板がたくさんあってそれに沿って進めば間違いありません。海際の道を案内に従って進んでいきます。

上左がその案内板。これに従っていけば間違いない筈なのですが,左折したところにあった道標が右に曲がれと言っています(上右)。実はここには「麦埼灯台↑」という青白の案内板もあって,結論からいえば直進するのが正解なのですが,灯台は右の方なので,つい道標に従って右に曲がったら谷間の畑に突き当たってしまいました。そばのお宅に伺ったら,「まっすぐ行っても道があれているが灯台には行ける」ということで直進して細い山道を少し登ったら舗装された歩きやすい道に合流したのでした。思うに昔はこちらが灯台への正規ルートだったのが,最近整備されて村の中の道が少し変わったのでしょう。下右は先の看板のところを直進して岬の根元を突っ切り右折して灯台に向かう道です。帰りがけに振り返って撮りました。上の方に右から合流する道が見えています。そこからすぐに灯台に到着(下右)。港から(灯標を撮ったり道を間違えたりしながらでも)10分ほどの行程でした。

2016/02/08

麦埼灯台の正面からの姿は,実はあんまりよくありません。海をバックにしているのはいいのですが,一段下がったところに建てられていて,灯台の手前にある看板も半分崩れて少し荒れた感じです(左)。実は基部の左側に燈光会の周知板があったのですが,もう少しで見逃すところでした(右上の画像クリックで別窓拡大表示)。この周知板も他でよく見られるような修正は施されておらず,連絡先だけが書き換えてあるようでした。右下は初点プレートですが,ほとんど読めません。写真を拡大して「麦埼燈台/初点 昭和50年12月」と読み取ることができました。

ところが,灯台を回り込んでみると広い芝生の公園になっておりベンチもたくさん置いてあって,素晴らしいロケーションでした(上)。下左はここから見た塔頂部のアップ。残念ながら灯器はLEDです。ここからさらに下の段に下りる道があって,そこにはタイドプールの説明が書かれた案内板がありましたが,海辺までは出ることができません。

下には東屋があってここから見上げる灯台もなかなかのものです(左)。【2781】大王埼灯台がよく見えました(右)。【2778.9】甲賀港第1防波堤灯台からみる【2769】安乗埼灯台にしても入り組んだ志摩半島で隣の岬から見る灯台は,みな大層姿が美しく見えるものです。

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