2753島ヶ埼灯台/2745.8桃取港東防波堤灯台/2746桃取港北防波堤灯台

 

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2016/02/10

2016/02/10

先日菅島灯台訪問時に断念した【2753】島ヶ埼灯台を改めて訪問しました。上に掲げたのは鳥羽港から見る島ヶ埼灯台で,結論からいうとここからの島ヶ埼灯台の姿が一番素晴らしいのですが,それは訪問してみなければわからないことでした。

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2016/02/10

答志島の桃取港について,まずはともあれ島ヶ埼灯台を目指します。先人の教える通り,桃取小学校の門の前にある道標に従って左に入り(上左),乱雑な物置小屋の隙間みたいなところを通って荒れた畑の横から山道に入ります(上右)。急な登りには木の階段が整備されているのですが,これもところどころ,腐って崩れています(下左)。それでもちゃんとしたところも多いので,この階段を伝っていったら,途中目印になっている給水塔の方に入るべきところを左の方に登ってしまいました。20分余りも急な道を登って言った挙句に道を間違えたことに気づき,給水塔まで戻ってその横の手摺りのある道を少し降りると灯台への2番目の道標が見つかりました(下右)。どうせなら,山の尾根へ行く道と給水塔の分かれ道のところにも道標がほしかった。道を間違えてきつい坂道を上り下りしたので疲れ果てて,給水塔付近の写真を撮りそこねました。

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2番目の道標からは,上り下りはあるものの比較的楽な山道になります。鳥羽港から見た時に灯台の右に見えていた高い鉄塔の足元を通り過ぎ(左),最後の道標を過ぎるとすぐに灯台に到着。私たちは小学校から50分ほどかかりましたが,道を間違えなければ20~30分くらいの行程でしょうか。

2016/02/10

2016/02/10

いつものことながら,着いてみると全く撮影の場所がありません。灯器も十分見えないし,何よりもがっかりしたのは初点プレートもないことでした。ここまで来て,結局鳥羽港から見るのがこの灯台のベストポジションだということが分かりました。

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2016/02/10

基部に何やら埋め込まれた石のプレートがあるのを発見(左の写真の右下のほう),すわと思ってみてみたのですが,海保の設計者と施工を担当した会社名が書かれていることは確かであるものの,ほとんど読めません(「設計 ○○○海上保安部/西?○○治/施工 KK?佐?藤工務店」)。特徴のあるユニークな設計であるだけに設計者も施工者も名前を残したかったのでしょうが……。

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灯台自体は撮れないものの,天気にも恵まれ,四方の景色は素晴らしいものでした。鳥羽港東防波堤灯台(左,再掲)や鳥羽導灯(右)が見えたのはもちろんのこと,逆光ながらかすかに丸山埼灯標の姿も認めることができました。

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2016/02/10

灯台から降りてきて改めて桃取港の灯台に取り掛かりました。まず鳥羽からの定期船がそばを通った【2745.8】桃取港東防波堤灯台。下左は桃取小学校の方から,下右は定期船乗場の方から見たところです。

2016/02/10

2016/02/10

桃取港は小さな岬で二分されていて,【2746】桃取港北防波堤灯台は定期船乗場の方からは全く見えません。帰りの便まで時間があるのでぶらぶらと歩いて行きました。

時間はあるし防波堤は短いし,ということで根元まで行って珍しく防波堤灯台のプレートを撮影。

左は定期船乗場付近に立っていた答志島の案内図で四角く囲った部分を拡大したのが右ですが,これを見ると桃取小学校の下(海側)をまわって島ヶ埼灯台へ行く道が書かれています。じっさい途中の給水塔のところから下りていく新しいコンクリートの階段が見えたし,小学校の裏に階段の手すりらしきものが見えたのですが,道標もなく海側からの入口がわかりませんでした。もしかしたら小学校を通り抜けるのかもしれないと思った次第です。それ以上追及する前に帰りの船の時間になり,答志島を後にしたのでした。

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