2101横浜南本牧ふ頭南防波堤灯台2100横浜南本牧ふ頭指向灯

2105本牧沖灯浮標

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【2100】横浜南本牧ふ頭指向灯の新設が2015年1月に公表されたので,南本牧ふ頭を再訪しました。前回の訪問の記憶から,間近に見るのは難しいと思っていましたが,やはり二重三重の金網越しで,全体の姿がわかるような写真はあまり撮れませんでした(左)。頭部もバックのガントリークレーンが邪魔で(右上),指向灯の構造がよく分かるというわけにはいきません。昼間も三色の光が点いているはずですが,もちろん海側に回るなどは全く不可能で,確認できませんでした。南本牧ふ頭への入り口にあたる南本牧大橋はかなり高いのでここから望遠で撮ればよくわかるかと思ったのですが,やはり少し遠すぎました(右下)。
【追記】【2101】横浜南本牧ふ頭南防波堤灯台に引き続き2020年4月10日付けの追加表でこの指向灯も廃止になってしまいました。つい最近新設されたばかりと思っていましたが,2015(平成27)年1月の新設なので,すでに5年経っています。それにしても,あまりにも短い寿命でした。

上は南本牧大橋を渡ってまっすぐ進み,突き当りを右に曲がったところです。この突き当りでまた道が右に曲がっているその先に,大きなコンテナ船が停泊していています。そこはもう海で,そこまでいって,関係者以外立ち入り禁止の金網の向こうにやっとその姿を見つけました(下左)。上の写真の左端にある建物は「南本牧航行安全管理事務所」ですが,自販機が設置されていていて車の上に照射灯の頭が見えていたので(下右),駐車場に入らせてもらいそこからなんとか撮ったのが,上に掲げた縦長と頭部のアップの写真です。

コンテナ船の左側から,再度【2101】横浜南本牧ふ頭南防波堤灯台に挑戦しましたが,やはりなんとかそれとわかるくらいのものです(上,下左)。写真を撮っている右では,コンテナ船からガントリークレーンがものすごい勢いで巨大なコンテナを積みだしていました。テレビでよく取材されているのをみますが,超絶技巧のクレーンの動きをナマで目撃することができました(下右)。初回訪問時には,この位置にはクレーンは3機でしたが,今回はずいぶんたくさんあります。もしかしたら,こんな大きなものが移動するのかもしれません。
【追記】【2101】横浜南本牧ふ頭南防波堤灯台は2020年3月13日付けの追加表で廃止になってしまいました。

2015/02/06

2015/02/06

南本牧大橋の上から海側を眺めると(上),水平線の近くに赤白の灯浮標が見えました。帰宅してから調べると【2105】本牧沖灯浮標のようです。灯浮標は気にするときりがないのであまり撮っていないのですが,赤白の灯浮標は珍しいので,ここに掲げてみました。灯台表の解説によると,赤白縦じまの灯浮標は安全水域標識といって「1 標識の周囲に可航水域があること。/2 標識の位置が航路の中央であること」を示しているのだそうです。上の写真に1本だけ橋脚が写っていますが,ここに道路を作っているようで,それができるとこの灯浮標は大橋からは見えなくなってしまうかもしれません。
【追記】【2105】本牧沖灯浮標も2020年6月12日付けの追加表で廃止になってしまいました。これでこのページにまとめた3基ともすべて廃止……

以下は初回訪問時の記事です。

2013/11/27

南本牧ふ頭は南本牧大橋を渡った先にありますが,この橋は一般車通行不可と書かれているので,訪問をためらっていました。このたび時間があったので,徒歩で三渓園本牧入口の方から歩いていったところ,大橋には歩道が整備されているのはもとより,一般車をチェックするゲートのようなものも見当たりませんでした。しかしながら,突き当りまで行ってみると埠頭は工事中で近寄ることができず,金網越しに覗き見るのがやっとでした。上の防波堤の先端にみえているのが,(たぶん)【2101】横浜南本牧ふ頭南防波堤灯台(上記の通り2020年3月廃止)です。肉眼ではほとんど見えませんでした。
下は南本牧大橋の途中から,南防波堤灯台方面を眺めたところですが,3基のガントリークレーンの向こう側になり,この位置からは灯台はもちろんのこと,防波堤の有様も分かりませんでした。とにかく大きなコンテナを積んだトレーラーなど,超大型の車両が走り回っていて,歩いている人など皆無,不審者と思われるのも不本意なので,大橋のたもとのかもめ町というバス停から臨海の工場や倉庫の立ち並ぶ地区を巡回しているバスで早々に退散しました。このバスは京浜東北線根岸駅からでていて,日産工場前にも止るので【2108】日産本牧ふとう灯台を訪れるにも便利だと思います。私は根岸駅でバス停の案内を見て朝夕だけの工場通勤用の路線しか見つけられず,ずいぶんと遠くから歩きましたが,日中も運行している路線もあり,(たぶん)商用で訪れた人たちが途中で乗り降りしていました。

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