1759花淵灯台

 

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2019/07/06

2019/07/06

灯台の名前は【1759】花淵(はなぶち)灯台ですが,入口は鼻節(はなぶし)神社です。県道58号から「鼻節神社」の道標に従って岬方面に曲がりその先で再度「鼻節神社」の道標に従って右折するとだんだん細い山道になりますが,ずんずん進んでいくと赤い鳥居の前に2〜3台分の駐車ペースがあります(上左)。「鼻節神社0.2km」「花淵灯台0.4km」の道標があるので(上右),まずは神社にご挨拶をしてから灯台に向かい平坦で歩きやすい道を数分で灯台が見えてきます(下左)。ただし灯台は木々の茂みに囲まれ撮影スペースはほとんどありません(下右)。

2019/07/06

2019/07/06

灯台の全体像が見えるのはほとんどこの角度だけ(左)。金網の内側に燈光会の周知板がありました(左の画像クリックで別窓拡大表示。2枚の写真を文字が見えるように「比較明」で画像処理してみました)。灯器も少し離れると木々の葉っぱに遮られてしまいます(右上)。灯台の左手に大きな石碑があり(右下),神社関連の文化財でもあるのかと思ってよーく見てみると,なんと灯台の概要が記されていました(右下の画像クリックで別窓拡大表示)。下部の文章は縦書きかと思ったら横書きで灯台の説明文が刻まれています。この灯台は現在「群閃赤緑互光 毎20秒に赤1閃光緑1閃光」という珍しい灯質なのですが,石碑では事後の変更は修正がきかず,この石碑には「群閃白光 毎13秒を隔て7秒間に2閃光」と記されています(周知板には「隣接の波島灯台の白光と区別できるように,昭和四十六年に赤と緑の交互の光に変更」と説明されています)。

正面に見える扉の上部にはプレートが見当たらず,ちょっと失礼して灯台の左側に回り込んでみたら,こちらにちゃんとした入口があって(右),初点プレートも設置されていました(右)。それにしても白タイルの汚れようは哀れというしかなく,思わずたわしで擦りたくなってしまいます。灯台ファンにボランティアを呼びかけたら大喜びで手に手にたわしを持って集まってくるのではないかしらん。

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