1744石巻漁港西防波堤2区東灯台/1745石巻漁港東防波堤灯台
1743石巻漁港導灯(後灯)

 

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【1746-7】石巻港東・西防波堤灯台を見た堤防から東の方に眼をやると石巻漁港の2灯台(【1744】石巻漁港西防波堤2区東灯台と【1745】石巻漁港東防波堤灯台)が(上左),そしてその右の岬の先端近くに【1737】渡波尾埼灯台の姿を認めることができました(上右)。下は石巻漁港の東側に回り込んだところ。正面に伸びる防波堤の先が【1745】石巻漁港東防波堤灯台でその右側が漁港,左側は砂浜で海水浴場になるのでしょうか。訪問時は休日だったのでたくさんの家族連れや若者たちが海岸で遊んでいました。【1744】石巻漁港西防波堤2区東灯台はかなり沖合になります。ここまで回り込むと【1737】渡波尾埼灯台は見えなくなってしまいました。

【1744】石巻漁港西防波堤2区東灯台(左列)と【1745】石巻漁港東防波堤灯台(右列)のアップです。両者とも震災後だいぶ補強されたと見え,基部がテトラや新しいコンクリートの壁で隠れてしまっています。

さて石巻漁港の堤防から【1742-3】石巻漁港導灯が見えるはずですが,いっこうにみつかりません。地図で見当をつけたあたりまで車で近づいて,やっと松林に隠れるように立っている白塔を見つけることができました(上左右)。塔頂部を見れば白い逆三角の頭標がついている(下左)のでこれが後灯であろうと思われますが,灯台表の位置情報からいってそんなに離れているはずはないのに前灯が見つかりません。灯台表に載っているし追加表で倒壊等の情報はありませんでしたが,前灯は震災の被害を受けたのでしょうか。後灯から道路を渡った正面には新しい防潮堤が築かれていて,前灯があったと思しき場所には震災の様子を示す案内板が設置されていましたが,導灯のことはわかりませんでした(下右)。
【追記】2020年5月22日付けの追加表で,前灯,後灯とも灯髙,構造,高さの変更が発表されました。白地に赤横帯1本に建替えられたらしいので,またこの港を再訪しなければなりません。今度はちゃんと「2灯一線0.6°」の姿を見ることができるでしょう。

もしも前灯があったならば後灯と並んで写ったであろうポジションから撮ってみました。上掲の頭部のアップを見ると信号機のように三つの灯器が並んでいますが,灯台表には灯質は不動赤光と書かれています。多分漁協の管理下にある許可標識で現状が海保に十分伝わっていないのではないかと思われ,片方だけで現在稼働しているかどうか不明です。

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