1699陸前御崎岬灯台

 

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【1699】陸前御崎岬(りくぜんおさきさき)灯台。気仙沼大島によりそって南に延びる唐桑半島の先端,御崎岬(おさきさき)に立つ灯台です。高さは13mですが灯塔が細いのでとても高く感じます。周囲を茂みに囲まれているので,全体が見えるのはこの角度だけ(左)。灯器は少し離れたところからのものです(右上)。灯台自体は幾分汚れていますが,初点プレートのまわりはきれいで,プレートの文字もよく読めました(右下)。

なんといっても撮影ポイントがありません。海側に少し下ってみたけれど灯器が見えるだけ(左)。海をバックにと思って少し離れて見ても,やはり下半身は藪の中(右)。上掲の灯器のアップはこの辺から撮ったものです。

2019/07/10

御崎岬を目指して進んでいくと突き当りに大きな駐車場があり,そこにある立派な観光案内看板(上左の画像クリックで別窓拡大表示)にも灯台が(御崎灯台の名で)記されています。駐車場の横には御崎(おさき)神社があり,その反対側から整備された遊歩道が伸びています(上右)。神社,駐車場,遊歩道の配置が歌津崎にそっくりで(歌津崎にあったのは尾崎神社)後日記録を整理していてちょっと混乱してしまいました。途中案内図にあった鯨塚を通りました(下左)。そばにあった解説板には「昔,嵐にあった漁船を鯨が御崎神社沖まで誘導し,無事救ったという伝説があり,この鯨の霊を祀ったものである。……鯨は神社の使いであるとの信仰があり,氏子は鯨を捕ること,その肉を食べることはしない」とありました。歩き始めて5分もしないうちに【1699】陸前御崎岬灯台が見えてきます(下右)。

2019/07/10

駐車場に戻ってきて神社にあいさつし(左),観光案内板にあった高村光太郎の歌碑にも寄ってみました(右)。

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