1644宮古港出崎防波堤灯台/1644.5宮古港藤原防波堤灯台

 

 前の灯台    ホーム  灯台の形 / 岩手県  いつかの灯台  下へ   次の灯台 

【1644】宮古港出崎防波堤灯台は東日本大震災以前「宮古港防波堤灯台」という名称でしたが,震災により倒壊し仮設灯浮標設置,2014年7月11日付けで「宮古港出崎防波堤灯台」と名称を変更して復旧しました。これは港の外側から見たところですが,防波堤はほぼ復旧しているものの海岸付近はまだ震災の傷跡が生々しく残っています。

復旧した【1644】宮古港出崎防波堤灯台は小型の復旧灯台ではなくほぼ震災以前のものと同じ大きさのものが再建されました。その奥,写真の左側には【1644.5】宮古港藤原防波堤灯台も見えています。

港の内側(道の駅みやこ)から見た【1644】宮古港出崎防波堤灯台。復旧後ほんの少しだけ高さが増えたのは新しい灯器(下右)がひょろ長い形をしているためかもしれません。

同じ位置から見た【1644.5】宮古港藤原防波堤灯台。長い長い堤防が消波ブロックに囲まれていて,その先端に小さく見えています。堤防の内側には重機の姿が見えていて,防波堤の付け根の方は,復旧工事が進められています。その向こう側にある【1645】宮古港神林北防波堤灯台と【1645.3】宮古港高浜防波堤灯台も復旧工事真っ最中と思われるので訪問するのを断念しました。震災5年後の現在,宮古港に限らず被害の大きかった港はいずれも復旧工事が急ピッチで進んでいるものの本格的な復旧はまだまだという印象でした。オリンピックなんかやってる場合ではないと思うんですけど。

 前の灯台    ホーム  灯台の形 / 岩手県  いつかの灯台  上へ   次の灯台