2017/10/17

【下関市(旧下関市)】1市4町が合併する前も後も下関市は変わらずフグのデザイン。市のシンボルマーク「ふくふくマーク」をアレンジしたものです。市のHPには「市の花・木・花木・シンボルマーク・魚・虫については、平成17年の合併後、学識経験者等で構成する下関市慣行策定委員会を設置し、……委員会より答申を受け、市として決定したものです」と書かれていますが,1997(平成9)年刊行の「日本のマンホール写真集」にすでに「下関市がフグをテーマに公募,決定した『フクフクマーク』を下水道部がアレンジして使用」と記載されているので,合併よりずっと以前からこのマークが市によって認められていたことが分かります。上段はカラー蓋で上右は小型でふくふくマークのひらがなの「し」の部分にあぶくが描かれていません。下段は無彩色版で,左右ほぼ同じですが,鍵穴の在りようがほんの少し違うのです。間違い探しみたいなものですが並べてみました。

2017/10/16

2017/10/17

【下関市(旧下関市)】同じデザインの小型蓋(上左),親子蓋(上右)およびハンドホール蓋2種(下段)。下段の二つは文字の配置が違うだけでなく,「ふくふくマーク」のひらがなの「し」の部分のあぶくの有無も違っています。

2017/10/17

2017/10/17

【下関市】上左は日之出製ASD型ですが,珍しく「しものせき」「げすいどう」の文字が上縁に入っています。上右は小型蓋でこちらは普通に下縁に文字が入っています。根拠はありませんが,この二つは合併後の新下関市になってからのものではないかと思います。下の二つは中央に新市章の入った亀甲型で,「集落排水」と書かれたもの。角島尾山地区の農業集落排水です。

2017/10/17

【旧下関市】旧下関市の市章に「下水構え((Ⓒ駅からマンホールさん)」の付いたものを集めてみました。上段は通常型の汚水蓋と雨水蓋,下左は小型蓋です。下右はコンクリート蓋で普段はこの手のものは撮らないのですが,全体を4分割する微妙なカーブの補強線?がちょっと面白くて撮ってみました。

2017/10/17

【旧下関市】旧市章で下水構えのないもの。みな汚水蓋です。上左はあまり見ない●を線でつないだような地紋です(凹部に注目すると八角形のへこみのようにも見えます)。上右はその小型蓋でしょうか。同じパターンに見えます。中心の旧市章がすっかり擦り減っているのでまるで菱形が入っているようです。下はありふれた亀甲柄のハンドホール蓋。

 前の蓋    ホーム  蓋の模様 / 中国 山口県  どっかの蓋  上へ 下へ   次の蓋 

2017/10/18

【旧豊浦郡菊川町】蓋に描かれている文字情報の通り,旧菊川町の農業集落排水(5処理区に分かれますが多分全部共通のデザインだと思います)の蓋で描かれているのは「町の木 やまざくら」。中央に大きく描かれているヤマザクラの花の中央部は旧町章ですが,町章は「菊」の字につながる左右の弧と上につながる直線(この3本の線で「川」の字を表しているのでしょう)だけで,左右の円弧につながっているマッチ棒の形をしたものはヤマザクラの蕊で旧町章の一部ではありません。バックがブルーの流水文様なので,川面にヤマザクラの花びらがたくさん流れているように見えます。「菊川」なのに「ヤマザクラ」という気がしないでもないけれど,何となく風雅でいい感じのデザインです。カラー蓋は道の駅「きくがわ」の周辺にたくさんありましたが,あまりきれいなものは見つかりませんでした。

 前の蓋    ホーム  蓋の模様 / 中国 山口県  どっかの蓋  上へ 下へ   次の蓋 

2017/10/16

【旧豊浦郡豊浦町】旧豊浦町の花はサルビアだけれど,蓋には一面にコスモスが描かれています。川棚温泉近くのリフレッシュパーク豊浦という公園で「豊浦コスモスまつり」が開催されていて,訪問時はまつりの終了直後だったので,十分コスモスは咲いていたと思うけれど,そんなことは知らないで通り過ぎて,残念でした。上左は中央に旧豊浦町の町章が入っていますが,上右はその部分がコスモスの花になっているので,下関市に合併してからのものだと思います。下は旧町名の入った仕切弁のハンドホール蓋。

 前の蓋    ホーム  蓋の模様 / 中国 山口県  どっかの蓋  上へ   次の蓋